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ハンディキャップ戦に挑む白鵬

一月場所が近づいてきた。優勝候補をあげる
としたら、白鵬しかいない。同じ横綱の稀勢
の里、鶴竜は4場所連続休場あけであり、
不安要素がついてまわる。大関豪栄道、高安
はコンスタントに13勝以上あげる力はない。
そうみてくると、優勝候補は白鵬しかいない、
という寂しさである。
その白鵬も張り差し・かちあげを、ファンの
投書を受けて横綱審議委員会から美しくない
という理由で封印させられるというハンディ
キャップ戦を強いられることになりそうで
ある。将棋で言えば駒落ちである。プロ棋士
がアマ相手に飛車、角などを落として稽古
将棋としておこなわれることが多い。プロ
同士の公式戦ではまずありえない。白鵬は
プロ同士の公式戦(本場所)で駒落ち将棋
ならぬ、ハンディキャップ相撲を取らされる
わけである。
160516九日目幕内 949
<H28年5月 勢をKOした白鵬のかちあげ>

1月9日、明治神宮の奉納土俵入り前に、ベテ
ランの相撲ファンと話す機会があった。どんな
意見が聞かれるか。先入観を与えないように
して率直な意見を聞いた。概ね次のような
意見であった。
1.これまで、白鵬の張り差し、かちあげで
行司がストップしたことはなく、物言いも
ついていない。勝負は成立している。つまり、
認められている。
2.横綱だけが使えない技を認めるなら、
対戦相手にも何らかのハンディキャップを
与えるべきである。
3.使った場合、やり直しになるのか。反則
負けになるのか、勝負成立なのか、あらかじ
め明確にしておくべきである。1との整合性
はどうなるのか。
4.美しくない勝ち方(そういう声がある)
より、どうどうたる負け方のほうが横綱審議
委員会は評価するのか。そもそも弱い横綱を
つくってきた反省がない。
5.美しくない勝ち方というのならうしろ
もたれのほうがはるかに美しくない。
171125十四日目幕内 538
<H29年11月 遠藤戦で手をだした白鵬>

聞き役にまわったが、話してくれた方はたん
たんと話し、テレビの出演者のようにエキ
サイトすることはなかった。ただ、明らかに
横綱だけが使えない技があることは不合理と
いう見解であった。横綱の技ではないとして、
けたぐり、猫だましは批判されたことはある。
これらの技はそれほど使うメリットはない。
白鵬は稽古総見では意識的に使うまいとの
姿勢を示した。ただし、皆無ではなかった。
一月場所初めてハンディキャップ戦に挑む
ことになる。白鵬はどんな相撲をみせるの
か、違った意味で注目される。
十一月場所2日目、日馬富士本場所最後の
土俵入り写真をしみじみ眺めた。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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よしなに
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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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