五月場所後、高安が文句なしに大関に昇進
した。いささか過熱気味の報道の中、話題は
つきない。新大関は、近く七月場所に向けて
始動すると思われる。新大関の場所は、今後
の高安を見通す上でも大事な場所となる。
これまで、先輩大関はどのような成績を残し
てきたのか。15日制が定着した千代ノ山以降
の新大関をまとめてみた。
67人。このうち優勝したのは、千代ノ山、
若羽黒、清国、栃東(子)、白鵬のわずか
5人である。優勝を口にする高安だが、67分
の5=7.5%の確率に挑むことになる。しか
も横綱4人いる状況である。
<高安>
67人中大関責任勝ち星の10勝以上の成績を
あげた者は、37人と過半数を超えている。
これを多いと見るか、少ないと見るか。ちな
みに12勝以上あげた者は11人いる。最高は
白鵬の14勝1敗である。初代若ノ花は10勝
1分、8勝、10勝1分と星が足りずに大関に
昇進したが、新大関の場所は13勝をあげて
いる。若ノ花の大関に対する責任感が表われ
ている。
8勝、9勝が21人、この中には現役の日馬
富士、鶴竜、豪栄道がいる。それでも2人が
横綱に昇進している。休場を含む負け越しが
9人いる。12勝、12勝、13勝と抜群の成績で
大関に昇進した豊山(前名内田)が負け越す
のだから相撲はわからない。大関直前の場所
優勝している千代大海は途中休場で暗と出た。
高安はどんな成績を残すのか。これまでの
最高成績は12勝である。まず、これを超える
ことから始めてはいかがだろうか。そうすれ
ば稽古の質・量にも変化が出てくると思う。
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