次の4横綱時代は苦労人三重ノ海の横綱昇進
によって昭和54年九月場所に生まれた。輪島、
北の湖、2代目若乃花に加わった。三重ノ海
は昭和23年生まれで、世代的には輪島と一緒
であった。遅れてきた横綱であった。
綱によってすべて達成されている。北の湖が
半分の4回優勝している。20回目の優勝で
あった。三重ノ海が全勝優勝を含む、2場所
連続優勝を達成した。三重ノ海にとって一番
いい時代であった。輪島、2代目若乃花が
1回ずつ優勝している。両者ともこれが、
最後の優勝であった。
あった。三重ノ海が全勝優勝を含む、2場所
連続優勝を達成した。三重ノ海にとって一番
いい時代であった。輪島、2代目若乃花が
1回ずつ優勝している。両者ともこれが、
最後の優勝であった。
皆勤は3場所と半分にも届かない。ただし、
北の湖と2代目若乃花に休場はない。8場所
の成績は318勝98敗52休で勝率7割6分4厘
である。1場所平均11.5勝。休場率は不戦敗
5を加えると12.2%で、1年に11休である。
三重ノ海の引退で4横綱時代は終焉をむかえ
た。それだけではなかった。輪島はその2場
所後引退した。三重ノ海が引退した翌場所、
関脇千代の富士が初優勝し、時代は確実に
北の湖から千代の富士へと移っていった。
北の湖から千代の富士へと移っていった。
1場所限りの4横綱がある。大乃国の横綱昇
進によって実現した。しかし、若い双羽黒が
立浪親方(元安念山=2代目羽黒山)夫妻と
不仲・確執関係から協会をさるという前代未
聞の展開に相撲ファンはあきれるばかりであ
った。双羽黒はついに1度も優勝できなかっ