2025年版幕下のホープ

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十一月場所後出羽ノ龍と幕下優勝の一意(かずま)が新十両を決め
た。出羽ノ龍は今年1年27勝15敗だった。一意は一月・三月場所は
全休だった。五月場所序ノ口から再スタートして27勝1敗。3場所
優勝して十両入りを決めた。彼らは2026年の新十両だが、今年2025
年は13人の新十両が誕生した。

十一月場所の幕下番付は120人。そのうち元関取は25人である。2025
年新十両は13人誕生した。13/195の確率で新十両が誕生したことに
なる。6.7%の狭き門である。

2025年幕下のホープは誰か。1年間の成績を基に選出してみた。

福崎 18歳 藤島(元武双山)部屋
今年1年の成績24勝11敗(5場所成績)
高校出身ながら三月場所幕下付け出しで初土俵を踏んだ。その理由
は鹿児島・樟南高3年時のアマチュア横綱を決める全日本選手権で
社会人や大学生にまじり、ベスト8までいったことが評価された。
その結果、高校生として史上初めて幕下付け出し資格を取得した。
藤島部屋に決めた理由は以下である。
1武双山関としての藤島親方に小さい時から憧れがあった。
2小学生の時から気にかけてもらった。
3アドバイスしてくれる藤島親方のもとで強くなりたい横綱にな
りたいという思いが強かった。

福崎

碇潟 18歳 伊勢ノ海(元北勝鬨)部屋
今年1年の成績28勝14敗(三2、幕下4)
甲山(元大碇)親方の次男、藤ノ川の弟である。三段目付け出しで
デビューした。父と兄の番付を越えたいと目標を語った。父の最高
位は東前頭11枚目であった。藤ノ川と碇潟は東京育ちだが、父と同
じ京都を出身地としている。幕下成績は4場所で16勝12敗。勝負は
これからである。

碇潟

豪ノ湖 21歳 武隈(元豪栄道)部屋
今年1年の成績28勝14敗(二1三2幕下3)
元高校横綱である。2023年初場所で初土俵。2024年一月場所に左ひ
ざ大けがで5場所連続休場に陥った。2024年十一月場所序ノ口から
復活してきた。幕下成績は3場所13勝8敗である。

豪ノ湖

大雄翔 23歳 追手風(元大翔山)部屋
今年1年の成績28勝14敗(三1幕下5)
梶野3兄弟の長男。次男は大飛翔、三男は大志翔である。平成30年
五月場所序ノ口デビューだからだいぶ年月が経過した。途中2度の
網膜剥離の手術を乗り越えてきた。
平生30年 17勝11敗 
H31R元年 22勝18敗2休
令和2年 22勝13敗(1場所コロナ中止)
令和3年 18勝24敗
令和4年 17勝4敗21休
令和5年 21勝14敗7休
令和6年 16勝5敗21休
以上を経ていよいよ大雄翔が復活してきた。

大雄翔

竜翔 23歳 追手風(元大翔山)部屋
今年1年の成績16勝5敗(幕下3場所)
本名川上竜昌で竜翔の四股名は下の名が元となった。幕下付け出し
で七月場所デビュー。元十両尾上(濱ノ嶋)部屋竜虎の弟。学生出
身で日大卒である。十一月場所幕下優勝を争った一意は日大の1年
先輩にあたる。相撲クラブ、中学、高校、日大と1学年先輩に義ノ
富士がいた。

竜翔

以上1年の成績と年齢を考慮した結果5力士を幕下のホープとして
選出してみた。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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