★七月場所の横綱・大関陣について
横綱が25勝9敗、大関が28勝24敗。関脇以下
には全員で24敗。とにかくよく負けた。横綱・
大関が7人いながら、合格点は日馬富士と稀勢
の里のわずか2人だけである。
の里のわずか2人だけである。
★優勝した日馬富士について
日馬富士は中盤まで安定感がなかったが、終
盤調子をあげてきた。かつての朝青龍のごと
くスピードと集中力がさえわたった。13日目の
2敗同士の稀勢の里戦は圧巻だった。最高の
立ち合いで完勝だった。
2敗同士の稀勢の里戦は圧巻だった。最高の
立ち合いで完勝だった。
★12勝の稀勢の里は優勝と横綱を達成でき
なかった
なかった
優勝即横綱はよくない。横綱の権威と責任を
重く受け止めてほしい。5場所間に3回優勝
か、連続優勝してからの話である。しかし、
今場所はよく奮闘した。内容は先場所を100
点とすると70点くらいである。
★10勝の白鵬について
今場所は期待はずれ。期待はずれの最たるも
のが照ノ富士戦でのあっさり負けである。10
勝は大関の最低責任勝ち星でしかない。とい
うことを自覚していただきたい。目標だった
通算1000勝も結局届かなかった。
★かろうじてカド番を脱した照ノ富士について
もう大関の力はない。名ばかり大関になって
しまった。現状を打破する意気込みと猛稽古
で活路を見出し、復活するしかない。
★関脇以下について
まず、出場した横綱・大関全員と対戦して
高安・栃煌山・隠岐の海・宝富士の4力士が
勝ち越した。これは賞賛に値する。とりわけ
高安は11勝、宝富士は10勝と2ケタ勝って
の内容よしだから、三賞受賞も当然だった。
高安・栃煌山・隠岐の海・宝富士の4力士が
勝ち越した。これは賞賛に値する。とりわけ
高安は11勝、宝富士は10勝と2ケタ勝って
の内容よしだから、三賞受賞も当然だった。
優勝日馬富士を倒した隠岐の海と嘉風だが、
嘉風だけが殊勲賞となった。正代は強さを増
している。来場所再び、横綱・大関全員と再
び対戦する地位に上がるだけに楽しみである。
★そのほか気になった点は
鶴竜、琴奨菊をはじめ、休場力士が幕内で6
人と多かった。また、名古屋でも十両宇良の
人気は凄かった。立ち合い不成立が目立った。
相撲がしらける。立ち合いはどうあるべきか。
呼吸を合わせるところから根本的に考え直さ
なければよくはならない。
★最後に場所の採点を
以上を踏まえると70点。
名古屋滞在の疲れがまだ幾分残っています。
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よしなに
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