大相撲

■夏12日目 決戦前日

2016年5月19日

この日の稀勢の里の対戦相手は目下9連敗中の大関照ノ
富士。どうひいき目に見ても稀勢の里に負ける要素はない。
あるとしたら、自信がありすぎ油断につながるか、足がす
べったときである。しかし、無用の懸念であった。稀勢の里
は磐石の押しで簡単に勝負がついた。
160519十二日目幕内 688
<稀勢の里、照ノ富士に圧勝>
 
稀勢の里にとって2度目の初日からの12連勝である。前回
は13連勝までいって白鵬に敗れた。連続12勝以上は初め
てである。しかし、数字以上に精神面で冷静でおちついて
いるのが大きい。今までの稀勢の里とは一味も二味も違う。

白鵬の対戦相手は大関豪栄道。豪栄道が前に出る相撲で
白鵬後退して、よもやと思わせたが、体勢はくずれず、引き
落とした。白鵬の反応の速さ、相手をよく見て、ここぞという
とき思いきって勝負をかけにいく。白鵬の全勝優勝は11回。
今度全勝優勝したら、昨年の一月場所以来12回となる。
160519十二日目幕内 793
<白鵬、豪栄道を倒し全勝を守る>
 
白鵬と稀勢の里は明日13日目全勝同士で激突する。この
一番がもつ意味の大きさは計り知れない。稀勢の里が初
優勝へ大きく前進するか。白鵬が第一人者の意地をみせ
るか。これ以上ない最高の舞台が整った。

五月場所終盤戦に突入!
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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