幕内前半では1敗翔猿と2敗琴栄峰が対戦した。といっても数字だ
けのことで上位戦はない。まだ勝ち越していないから勝ち越しての
話になる。これが本日の森永賞だから今場所の看板ぬきの影響が出
ている。相撲は、琴栄峰が果敢に突き離して翔猿が引いたところを
一気に押し出した。ともに7勝2敗となった。
1敗若隆景だが、ここ1年の成績は以下である。
12勝3敗
10勝5敗
6勝9敗
7勝8敗
9勝6敗
8勝6敗1休
今場所急に優勝争いは予想しがたい。まだ中盤も終わっていない。
だから過度な期待はしないほうがいい。
若隆景の本日の対戦は琴勝峰戦である。対戦成績は1勝4敗といや
な数字である。この数字がそのまま相撲に出た。琴勝峰が先に攻め
た。突き離して右差し一気に寄った。こんな相撲を取られては若隆
景はなすすべがなかった。

前日1敗した霧島は若元春と組まれた。霧島は連敗できない。連敗
したら混戦・乱戦に突入することを意味する。2横綱1大関休場、
1大関瓦解で最後の砦が霧島である。
相撲は、霧島左差しお互い上手がとれない。霧島の右と若元春の左
の攻め合い。霧島は右からおっつけて渾身の力で寄り倒した。霧島
額から血がにじんでいた。決死の相撲が勝利に結びついた。

連敗にはいって抜け出せない琴櫻。気力・闘志だけではどうにもな
らない黒星街道。出直し的猛稽古で土にまみれることから始めなけ
ればどうしようもない。対戦相手は霧島に勝って勢いづく豪ノ山。
相撲は、出る豪ノ山だが、土俵際もつれた勝負となった。うちわは
豪ノ山。物言いがついたが、琴櫻の足が先に出たため豪ノ山の勝利
となった。琴櫻は2勝7敗となり、負け越しの流れになってきた。