◆26春千秋楽 暗転の千秋楽で幕を閉じた大阪場所

千秋楽は特別な日である。まず協会ご挨拶がある。さらに、各段の
優勝決定戦及び表彰が見られる。また是より三役がある。各段の優
勝で決まっていたのは幕下のみであった。序ノ口は優勝決定巴戦だ
ったが、最短の2番で済んだ。元幕下の阿龍が貫禄の優勝を遂げた。

序二段は史上最強の新弟子旭富士対元十両木竜皇の一番であった。
勝負は旭富士が圧勝した。強い。三段目は元関取生田目が強さを発
揮して豊雅将を退けた。十両はトップの出羽ノ龍が負け、優勝決定
戦に突入した。出羽ノ龍対若ノ勝戦は十両2場所目の出羽ノ龍が制
し、賞金200万円を獲得した。その結果取組が押して幕内は仕切り
2回でほとんど立った。

霧島連敗

その幕内だが、14日目は負の連鎖だった。それは14日目だけではな
かった。千秋楽へと続いた。優勝霧島は琴櫻と対戦した。だが、琴
櫻に圧倒され、簡単に土俵を割った。ここへ来て連敗で場所を終え
た。成績は12勝3敗であった。有終の美を飾れず白ける終焉であっ
た。


結びの一番豊昇龍対7勝7敗の安青錦は豊昇龍が気合いをみせた。
これまで1回も勝っていなかった安青錦を圧倒し、掛け投げで決め
た。安青錦は連続優勝後一転して7勝8敗となってカド番となった。
入門以降初めて負け越した。安青錦に訪れた試練である。

入門以降初の負け越し安青錦

豊昇龍はまたも優勝できなかった。優勝2回は霧島に抜かれること
になった。現役では御嶽海の3回にも及ばない。苦手の安青錦に初
めて勝って喜んでいる場合ではない。今回は優勝のチャンスだった。
それでもできないところに限界をみた。

大坂場所の救いは銭の取れる相撲藤ノ川の活躍であった。初の上位
で苦戦は当然ながら、現状を打破していった。両横綱に勝ち、7勝
7敗同士で対戦した王鵬戦。上位の実績は王鵬がはるかに上である。
苦戦しても逆転のすくい投げで王鵬をくだし、技能賞を獲得した。

王鵬を破り上位」初勝ち越しとなった藤ノ川

暗転の千秋楽で長い15日間の幕を閉じた大阪場所であった。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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