MENU

2024年年間最多勝最終形

今年の年間最多勝が確定した。それが以下である。単なる数字の比
較ではなく、横綱・大関との対戦率によってクラス分けした。また
幕内在位6場所の力士を対象とした。

6場所幕内に在位した力士は29名である。幕内の定員は42名だから
69%が幕内を1年間維持したことになる。その中で年間を通して勝
ち越した力士は11人となった。なかなか容易でないことがわかる。

年間最多勝は九月場所まで大の里がトップであった。琴櫻に4勝差
をつけていた。1場所で逆転することは通常考えられなかった。だ
が実際はまさかがおこり、琴櫻が年間最多勝に輝いた。成績は66勝
24敗だった。優勝1回、優勝同点1回だった。

<年間最多勝の表彰を受ける琴櫻>

次点は最終場所9勝に終わった大の里であった。1勝差の65勝で終
わった。大鵬が新入幕の年あげた66勝を超えることはできなかった。
豊昇龍は休場がありながら61勝と1場所平均10勝以上の数字を残し
た。今後は優勝争いの場を増やしていくことである。

<大の里>

この1年6番以上取って、大関に勝ち越した関脇以下の力士が阿炎
である。これは快挙といっていい。大関にとって阿炎は曲者になっ
てきた。大の里は関脇以下のとき大関戦7勝5敗であった。照ノ富
士の休場が多く、対横綱戦が少ないのが今年の特徴であった。

<豊昇龍を破った阿炎>

混迷の時代は終えようとしているが、まだ完全とまではいかない。
今は過度気といっていい。終焉は力量抜群の横綱が誕生したときか
もしれない。

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次