大相撲

新入幕から初優勝までの場所数 3

2024年6月14日

6場所制 昭和33年から48年
年6場所制で新入幕を果たした力士が対象である。
引き続き新入幕から初優勝までの場所数をみていこ
う。

新入幕大鵬は初日から11連勝と快進撃。大鵬の止め
役を小結柏戸が担うことになった。若い力の激突と
なった相撲。最後は下手出し投げで柏戸が勝利した。

<大鵬のブロマイド>

大鵬は負けたとはいえ、将来の大物ぶりを見せた。
大鵬は新入幕の年に優勝している。6場所目のこと
であった。大鵬は新入幕から引退の年まですべて優
勝している。

横綱・大関に好成績者がいないなか、平幕佐田の山
が初優勝した。新入幕から3場所目であった。ただ
し、横綱・大関戦は皆無であった。

千秋楽は小結富士錦戦であった。この一番は佐田の
山の預かり知らぬところで工作されていたという。
突っ張って叩けと、アドバイスを受け勝った。とこ
ろが翌場所負けてやれといわれたという。佐田の山
はそのとき工作されたことに初めて気がついたとい
う。

<佐田の山>

1ケタは2人のほかに輪島が9場所目を記録してい
る。

北の富士、玉の海が対立した時期があった。燃える
要素があると強い北の富士は29場所目であった。玉
の海は玉乃島と呼ばれた時期に26場所目に初優勝し
ている。

新入幕から初優勝まで最長場所数は長谷川の44場所
目である。長谷川が優勝できるとは思わなかった。
玉の海が前の年急死した影響が大きかった。

<長谷川のブロマイド>

場所数がかかった次点は清國である。35場所目であ
った。清國は大鵬と同期であった。遅れてきた男で
あった。

(この項目続く)

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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