大相撲

新十両をめぐる話題

さる九月場所後、幕下西3枚目日翔志が6勝1敗で
新十両を決めた。日翔志は昨年の十一月場所の三段
目優勝がきいて、今年(2023年)の一月場所はいき
なり幕下18枚目であった。今年5場所は22勝12敗の
成績であった。日翔志6勝1敗ながら湯幕下優勝だ
ったので賞金50万円を獲得している。

<日翔志>

2023年の新十両は13人になった。これは2022年の新
十両10人より増加した。入門したらだれしもまず、
新十両を目指す。だがけして広き門ではない。今年
の新十両は以下である

一月場所 湘南乃海
三月場所 玉正鳳 落合(伯桜鵬)
五月場所 藤青雲 時疾風
七月場所 獅司 輝鵬 勇磨
九月場所 高橋 朝紅龍 大の里 天照鵬
十一月場所日翔志

幕内にあがった力士は湘南乃海、伯桜鵬である。九
月場所全休の伯桜鵬は十一月場所十両が予想される。
幕下に落ちて十両に復帰したのが時疾風と勇磨であ
る。幕下落ちとなったのが藤青雲と輝鵬である。藤
青雲は十両、幕下で連続全休中である。

<伯桜鵬>

幕内力士の新十両はいつだったのか。九月場所の番
付の幕内力士をもとに新十両逆順番付を作成した。
それが以下である。

令和はまだ4年半だが、令和で新十両に昇進した力
士が13人になった。この動きはますます増えていき
そうである。さすがに番付下位はベテランが多くな
ってきた。妙義龍が年寄株振分を入手したとのこと
だが、ほかのベテランは大丈夫だろうか。最も新し
い顔は伯桜鵬だが、肩の治療のため、番付を下げて
いきそうである。遠藤は十両を1場所で通過してい
る。

豊昇龍と王鵬は同期である。最初のころは王鵬優勢
だったが、出世は豊昇龍が先行した。明生と照ノ富
士、北勝富士と宇良も同期である。

<新十両豊昇龍>

2024年、どんな新十両が誕生するか。幕下の熾烈な
戦いは続く。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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