1敗北勝富士の上位戦がようやく実現した。相手は
関脇若元春である。10日目負けて3敗に後退した。
三月場所10連勝した翠富士をストップした実績をも
つ。相撲は四つに組んだ段階で若元春の勝ちであっ
た。事実その通りの結果で、寄り切りで若元春が勝
利した。北勝富士は12日目、2敗同士の豊昇龍との
対戦である。北勝富士は果たして上位に通用するの
か。
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それにしても2敗の遠藤が上位の錦木と対戦する。
なぜ、1敗の北勝富士と同じ日なのか。1敗北勝富
士が先行して当たり前である。さらに不可解なのは
まだ勝ち越してもいない新入幕の湘南乃海が小結琴
ノ若と対戦したことである。これはさすがにやって
はいけないことである。
さて、1敗錦木対2敗遠藤はどう展開したか。さす
がに勢いが違った。錦木が遠藤を寄せつけず、寄り
切った。この結果錦木が単独1敗のトップに立った。
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12日目は北勝富士ではなく、新入幕の湘南乃海であ
る。勝ち越していない湘南乃海はなぜここまで引っ
張り出されるのか。北勝富士は上位対戦が1日遅く、
なにか首尾一貫しない取組編成が浮き彫りになった
だけである。
復調しつつある霧島が大関昇進をかける2敗大栄翔
と対戦。今年の三月場所、本割と優勝決定戦で当時
の霧馬山が連勝して初優勝したのは記憶に新しい。
それ以降大栄翔はリベンジできていない。大栄翔
は突き押ししかない。だが、霧島は踏みとどまり、
逆襲。機をみてはたき込んだ。
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11日目を終えて1敗錦木、2敗豊昇龍と北勝富士と
なった。大関昇進をかけた大栄翔と若元春は3敗で
ある。ぎりぎりの戦いはまだまだ続く。