大相撲

大相撲!役に立つ資料 上

■専門誌
大相撲を知るにはまず、専門誌が欠かせない。以前は
「大相撲」(読売新聞社)という深く掘り下げた専門
誌があった。これで出羽海部屋の歴史、特に九重(元
千代の山)がなぜ独立しなければならなかったかを
知った。押尾川(元大麒麟)のお家騒動にともなう
二所ノ関暫定師匠のありように疑問を呈していた。
横綱は交代するものではないので○代ではなく、
○人目として扱った。2010年秋場所展望号を最後に
廃刊となったのは惜しまれる。

<大相撲>

現在場所の総決算号を出版しているのは「相撲」(ベ
ースボール・マガジン社)のみという寂しさである。
全取組の勝負、決まり手つきという記録の宝庫である。
予想番付もアップ・ダウン幅が明示してある。相撲
部屋の一門、部屋の年寄コーナーは必ず目を通すよう
にしている。貴乃花一門を貴乃花自ら解消したときの
扱いには注目したものである。

■単行本
相撲の本質・真髄は小坂秀二氏に学んだ。だからどう
しても彼の著書が多くなってしまう。

がちんこ相撲(いんなとりっぷ社)
栃若時代(光人社)
我が回想の双葉山定次(読売新聞社)
貴ノ花大関への軌跡(冬青社)
昭和の横綱(冬青社)
大相撲ちょっといい話(文春文庫)など

小坂氏といえば双葉山に傾倒し、相撲を見る基準に
双葉山においた方である。そして双葉山の相撲を見た
ことが、自分の運命さえ変えてしまった。双葉山に
対してこう記している。

<我が回想の双葉山定次>

双葉山の真価を伝え、相撲の真髄を伝えるに力不足は
否めないが、せめて私の感じたことだけでも書き残し
ておくことが務めではないかと思う。双葉山の求めた
ものは、相手から得られる勝利でもなく、まして観客
の賞賛でもなかった。また、単なる相撲技の習熟、
完成というものでもなかった。言うなれば、相撲を
通じての自己完成への努力であろう。

玉の海の死去に際した貴重な話が収められているもの
もある。双葉山が求めたものは何か。TBS相撲アナ
だった著者が戦後の混乱期相撲から離れなくなった
エピソードにも触れている。

土俵の心は玉の海梅吉氏に学んだ。
これが大相撲だ(潮文社)

土俵の中には、名誉も金も埋まっている、という教え
を「ものを求めるから相撲がおかしな方向にいく。
土俵の中は赤土だけ」と前記の教えを戒めた。また、
「稽古で培ったものを本場所で発揮する。いちかばち
かの変化なんてもったいなくてできないですよ」今
こんな解説は聴けない。単行本は玉の海さんを集約
したモノである。

<これが大相撲だ>

大相撲力士名鑑 京須利敏・水野尚文編著者
(共同通信社)
明治の両国国技館開設以降の幕内力士名鑑である。
部屋別力士や四股名の分類などに使え、大変便利な
一冊である。優勝力士・三賞力士・横綱一覧はいまや
専門誌にはないがここにはある。毎年発行されている。
古い版には明治の幕内力士の一覧があった。所属部屋
の年寄名がそのままでてくるため、元誰なのかわから
ないのが難点である。

<大相撲力士名鑑>

単行本は数が多く、ほかにも能見正比古著相撲部屋
物語などいい本はたくさんあるが、ここでは限定させ
ていただいた。

(この項目続く)

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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