2月5日嘉風引退大相撲は激震にみまわれた。
ここにきてコロナ陽性力士が続出し、さらに
同部屋の力士が濃厚接触者として嘉風引退
大相撲に参加できなくなったのだ。何しろ
三役以上の力士が皆無になったのだから異常
事態である。十両の土俵入り、取組はなく
なった。
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幕内は十両と合同土俵入りと取組である。
取組は幕内対十両であり、13番しかない。
結びは輝対霧馬山である。是より三役はない。
関取は70人いるが、出場者は26人である。
花相撲の取組は顔見世だが、これでは顔見世
にならない。
開場は10時半、開演は11時半だが上記の事情
で12時になった。2時間以上待つ人も出て
くる。早くやって早く終わったほうがありが
たいが、そういう発想はないようだ。
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断髪式は、250人以上がはさみをいれるという。
挨拶に立ったのは日体大理事長松浪健四郎氏
であった。有名人では公明党の山口代表、
ラグビー元日本代表の廣瀬氏などがいた。
肉親では嘉風の兄、弟、長男がはさみをいれ
た。女性枠もあり、長女、母、おかみさんの
3人が向こう正面ではさみをいれた。
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協会関係者の断髪となった。親方では元琴奨
菊の秀ノ山、元稀勢の里の二所ノ関など多く
の親方がはさみをいれた。力士では日体大
出身の妙義龍・北勝富士、部屋の矢後などが
はさみをいれた。最後に師匠の元琴風の尾車
がとめばさみとなった。けっこう時間がかか
った。
尾車が挨拶に立った。コロナ陽性および濃厚
接触者が多数出たことにもお詫びかたがた
触れた。嘉風は今後二所ノ関部屋の部屋付き
親方になる。尾車はやがて元豪風の押尾川
部屋にいくことになる。つまり、2人は袂を
分かつことになるのだ。
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取組終了後、整髪した嘉風が挨拶に立った。
これだけではなかった。さらに二所ノ関、
元ラグビー日本代表の廣瀬氏、司会者なのか、
4人でトークが始まった。土俵の4隅で距離
を十分とっていることのアピールか。こちら
は最後まで聞けずに帰路にたった。
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嘉風の本物の手形が売っていました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。