大相撲

4場所経過した2021年年間最多勝レース

2021年7月23日

七月場所が終了したことで、今年(2021年)
の本場所は残り2場所となった。年間最多勝
レースはどのように展開しているのか。4場
所までの途中経過をまとめてみた。それが
次の表である。なお、対象は4場所幕内に
在位した力士とさせていただき、単なる数字
の比較ではなく、横綱大関の対戦率によって
クラスわけさせていただいた。

年間最多勝レース、断然トップは横綱に昇進
した照ノ富士であり、成績は49勝11敗である。
このあと休場がなければ70勝を超えそうで
ある。場合によっては1場所平均12勝の72勝
に到達しそうである。久々にハイレベルの
年間最多勝が実現しそうである。ここ4年は
50勝台だったのだから、いかに低かったか。
それを脱却することを照ノ富士に期待したい。

<優勝照ノ富士>

これに続く力士が高安の36勝だからあまりにも
差がありすぎる。しかも高安は2休があるに
もかかわらず。要するに照ノ富士以外は1場
所平均10勝にさえ届いていないわけである。
大関も例外ではなく、蚊帳の外だから話に
ならない。

実力者では御嶽海を別にすれば、大栄翔が
勝ち越している。これは一月場所の優勝が
大きい。ここ2場所は負け越しが続いている。
残り2場所が大事になる。隆の勝、北勝富士
は30勝30敗と五分。こちらも残り2場所が
勝負になる。

<隆の勝>

若手では明生が34勝26敗と一歩前に出ている。
若隆景もまずまずの成績だが、コロナ禍で
部屋ごと休場の影響が出たのが痛い。豊昇龍
は九月場所で、横綱・大関と総あたりしそう
である。ここでどういう相撲がみせられるか
試される。ベテランの衰退が気にかかる。
栃ノ心は根がなくなってきた。あっさり負け
が目立ってきた。魁聖は番付下位に定着して
きた。

<明生>

年間最多勝レースは秋から終盤に突入して
いく。

男子サッカーを見ました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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