大相撲

■夏7日目 場所の行方

2019年5月18日

前日安易にはたいた鶴竜は修正してきた。
パワー相撲の千代大龍に逆に出て出足で圧倒
してしまった。今場所の鶴竜はこうした相撲
が目立つ。いままでの鶴竜の相撲とは明らか
に違う。四つ身にこだわらず、前に出て一気
に土俵際まで相手を追い込んでいる。7日目、
鶴竜は7戦全勝で優勝戦線のトップに立っている。
190518七日目幕内 1327
<鶴竜、一気の攻めで千代大龍を撃破>

意外な展開で全勝街道を走るのが関脇栃ノ心
である。2場所連続負け越しで大関から降格
した力士とは思えない力強い相撲を取って
いる。7日目は琴奨菊に立ち合い寄られたが、
左上手を取るとたちまち逆襲。寄り切って
しまった。
190518七日目幕内 1124
<栃ノ心、琴奨菊を寄り切って全勝>

優勝は鶴竜と栃ノ心の争いになりそうである。
どちらが有利か。鶴竜は栃ノ心の力強さを
封じる方法を知っている。栃ノ心はストレー
トに四つにいくのではなく、鶴竜を後退させ
て右四つに組みとめたいところである。栃ノ
心が優勝すると史上初、優勝しての大関カム
バックになる。

意外なことに8日目から休場していた大関
貴景勝が再出場する。まさかの展開である。
本当に大丈夫なのか。相撲が取れるのか。
負けたからといって再び休場は許されない。
横綱戦1番、大関戦2番、関脇戦2番、以上
で5番になる。試練の再出場にならなければ
いいが。
190512初日十両 1166
<炎鵬>

炎鵬が連日観客をわかしている。足取りあり、
ひねりありと100キロに満たない体格で奮闘
している。5勝2敗の成績は上出来。勝ち
越せば技能賞候補に浮上する。

五月場所の盛り上がりは中日、後半にかかっ
てきた。

両国の居酒屋によってきました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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