昨日負けた3大関は、4日目締めて来た。
注目は貴景勝であった。対戦相手の御嶽海
には貴景勝3(…●●●●●)7御嶽海、
で目下5連敗中である。先場所はつかまって
負けている。御嶽海戦に限らず、貴景勝が
さらに上を目指すためには、突き押し相撲
では限界がある、という見方は早くから指摘
されていた。
では貴景勝が目指すべき相撲は何か。四つ
相撲という意見があった。しかし、これは
身長や手の長さから本格的な四つ相撲はどう
しても限界がある。筆者は、栃木山ばりの
出足の跡がレール状になるほどのはず押しの
威力を磨いては、と思っていた。
ところが貴景勝本人は別の考えがあった。
手本としたのは、F1相撲の2代目琴錦で
ある。もろざし速攻の相撲で平幕優勝を2回
達成している。組んでも休まず走る相撲で
ある。天敵御嶽海戦、まだ速攻とまでいか
なかったが、もろ差しで寄り切った。今日の
相撲にスピードが加われば幅が広がる。
柏戸は前褌を取って走る相撲だった。相手
かまわずこの相撲を取った。ときには勢い
余って土俵下でケガをした。清國に取った
前褌を上から叩きつけられて、前褌を切られ
て敗れたこともあった。相撲技に完璧はない。
まして貴景勝の試みはスタートしたばかりで
ある。すべてはこれからの稽古にかかっている。
土俵で足を痛めたような歩き方をした貴景勝。
<日馬富士が描いた「金富士」>
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よしなに
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