大相撲

■春7日目 好取組に熱戦なし

2019年3月16日

8時40分博多行きの新幹線に乗り、11時11分
ごろに新大阪に着いた。地下鉄御堂筋線に
乗り換え、ついに大阪府立体育館に戻って
きた。何も変わらないかと言うとそうはいか
なかった。4階通路にあった連結椅子がなぜ
か消えていた。ちなみに土俵は2階に設置
されている。

7日目注目の好取組が二番ある。まず、大関
を目指す貴景勝対大栄翔戦である。大栄翔は
久々の上位戦であるが、大関高安、豪栄道を
撃破している。貴景勝はまだ勢いにのれて
いない。それだけにどういう相撲になるか
興味深かった。

だが、相撲は一方的になった。貴景勝の突き
押しであっと言う間に勝負が決まってしまっ
た。激しい突き押しの応酬の予想は砕かれて
しまった。貴景勝の完勝、大栄翔の完敗に
終わった。

もう1つの好取組は豪栄道対御嶽海戦である。
昨日6日目、大栄翔戦でつまづいた豪栄道、
それに対し、横綱鶴竜、関脇貴景勝を退けて
きた御嶽海。両力士の真価が問われる一番で
ある。

実際の相撲は、豪栄道の出足速攻相撲が
復活し、瞬時に勝負が決まってしまった。
実力者御嶽海をまったく問題にしなかった。

それにしても、好取組に熱戦なしとは、
よく言ったモノである。もっとも力士に
してみれば一方的な相撲のほうがスカッと
するのだろうが。

【大阪情報】
地方場所は取組以外にも読物がついてくる。
新横綱としての初優勝、として稀勢の里が
取り上げられている。読み応え十分にスペ
ースをとっている。ほかに小よく大を制す、
として小兵が重量力士を倒す醍醐味が綴られ
ている。鏡里に対する鳴門海、高見山に
対する貴ノ花、小錦に対する舞の海が取り
上げられている。相撲博物館に一品もある。

【大相撲写真館】
0703十四日目幕下以下 114
<2007年幕下時代の栃ノ心>

疲れる1日でした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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