大相撲

続 貴ノ岩対日馬富士、土俵外の争い

2018年10月4日

貴ノ岩対日馬富士、土俵外の争いは、裁判
で決着という流れになった。4日、貴ノ岩
サイドの弁護士が記者会見し、東京地方裁判
所に訴えることに決定した。賠償請求金額は
3000万円ではなく、2413万5256円であった。
内訳で大きなウエイトを占めているのが次の
3つである。

入院・治療費 435万9302円
失われた懸賞金 900万円
慰謝料 500万円

なお、日馬富士サイドが提示した金額は30万
円、50万円だから差は大き過ぎた。
4スポニチA
<スポーツニッポンの記事>

金額が妥当か否かは裁判所が判断すること
だから、高いか低いかの判断は避ける。深読
みすると、問題は示談を成立させることでは
なく、民事裁判をすることではないか。と
いう見方である。裁判がおこなわれれば、
暴行事件の真実が明るみになる。協会の調書
に疑義をもっていればなおさらである。

昨日これが貴ノ岩の考えなのか、バックで
操る人間がいるのか、と書いた。貴ノ岩サイ
ドの弁護士は否定しているが、これはやはり
貴乃花なくしてできることでないという見方
が支配的である。それはそれでいい。
4サンスポ
<サンケイスポーツの記事>

しかし、この問題であまりにも気の毒な方が
いる。旧貴乃花部屋の弟子を引き受けた移籍
先の師匠元隆三杉の千賀ノ浦である。彼は
まったくこの件を知らなかったのである。
発覚して「初めて聞いた」ではあまりにも
立場がない。知らせなかった貴乃花・貴ノ岩
はどういうつもりなのか。あまりにも失礼な
態度である。

暴行現場にいた白鵬や鶴竜などが証言に立つ
ことになるのか。可能性はあるという。裁判
は土俵に集中できない状況をつくり出す。
「本日白鵬は裁判所に赴いていますので、
巡業を休みます」地方巡業中にこんな光景が
出現するかもしれない。事件の顛末としては
それもやむなしというところか。

焼き芋を食べました。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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