大相撲

稀勢の里、容易ならざる復活への道

2018年6月7日

6月5日、稀勢の里が始動した。ただし、
稽古は報道陣にも公開されることはなかった
という。「稀勢の里、秘密特訓か」そんな
見出しがつくことはなかった。むしろなまっ
た体をさらしたくなかった、というのが正解
に近いようである。
180109明治神宮土俵入り 354
稀勢の里は大関まで休場の少ない力士であっ
た。平成26年一月場所の千秋楽を休んで不戦
敗となったのが唯一の休場であった。それに
よって序ノ口以降の連続出場場所数の記録は
69でストップした。

それが横綱になって一転。稀勢の里の横綱
休場はついに7場所連続となり、貴乃花と
並んでワーストタイ記録になった。不戦敗を
休場扱いにする横綱休場率はついに63.3%に
なり、ワースト2になった。七月場所休場
するようだと横綱休場率は75.8%になり、
武蔵山の72%を抜き、ワースト1になる恐れ
がある。
160910初日前日 016
双葉山は誰とやっても相手よりちょっとだけ
強い、と言われた。今の稀勢の里は、誰と
やっても五分以下である。稀勢の里の復活は
大関や関脇としての復活ではない。あくまで
横綱としての復活である。そこに生半可な
稽古ではどうにもならない難しさがある。

9日夕方に白鵬と栃ノ心の番組が連続して
放送されます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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