大相撲

■夏2日目 白鵬の成績は立ち合い次第

2018年5月14日

2日目の注目は引き続き、白鵬の立ち合い
である。特にパワー相撲は一つ間違えると
持っていかれる。2日目の対戦相手はまさに
パワー相撲の実力者御嶽海である。白鵬は
当たって左上手を取りにいく立ち合いをした。
しかし、上手は取れずたちまち後退して防戦
に追いやられた。

まわりこんでかろうじて上手投げでしのいだ
が、明らかに立ち合いがうまくいかなかった
ことが苦戦の要因であった。今、あまり言わ
れなくなったが、相撲は7、8割は立ち合い
で決まるといわれている。幸い(?)パワー
相撲の貴景勝、北勝富士、阿武咲との対戦は
なさそうだが、上位には千代大龍がまだいる。

横綱の立ち合いといえば、大鵬の腕をクロス
させて広げるもろ差し狙い。前褌をとって
走った柏戸。突っ張って後退させ、有利に
組みとめた佐田の山を思い出す。そのほか、
輪島の左前褌を取る立ち合い、北の湖の巨体
をぶつける立ち合いも忘れがたい。

白鵬は立ち合いの軌道修正ができるのか。
今日の御嶽海戦のような立ち合いでは脅威を
感じさせない。立ち合いを修正できないと
苦戦は続くことになる。それとも張り差しを
おりまぜて、何番かはしのいでいくのか。
白鵬の今場所の成績は立ち合い次第である。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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