4日連続1時間切れという前代未聞の総合の
相撲中継が、久々に正常にもどった。それも
つかの間の正常である、明日からはピョン
チャンパラリンピックでどう変更になるか
わかったものではない。そしてこの先も油断
はできない。国会で証人喚問が実施されそう
な雰囲気である。場所の終盤には選抜高校
野球が始まる。総合の大相撲中継は耐えられ
ないくらいの存在の軽さである。
こんなとき民法があればと思う。昭和30年代
はTBS、日テレ、フジなどが中継していた。
NHKの人気解説者神風氏の引き抜き工作
さえあった時代である。このとき神風氏は
自分を高くかってくれたことに感謝しつつも、
民法が将来にわたって相撲中継を続けていけ
るのかわからない、ということで断っている。
土俵は結びの一番で大阪府立体育館の観客が
わいた。全勝鶴竜対全敗宝富士戦が対戦。
宝富士は全敗といっても実力者である。油断
できる相手ではない。両者立ち上がるや鶴竜
が突きおこして宝富士を土俵際に追い込む。
しかし、宝富士の右の突きが鶴竜の左腕に
入り、鶴竜が後退し引く。正面土俵に追い
込まれた鶴竜が土俵を割る。追い込んだ宝富
士は体勢がくずれ、落ちていく。勝負は微妙
な展開になった。
物言いがついた。やや鶴竜が、土俵を割るの
がわずかに早いように見えた。判定は同時と
みて取り直しになった。オリンピックのよう
に100分の1秒まで見極めることがないのが、
大相撲なのかもしれない。それと協会独自で
土俵と水平なカメラを何台か設置したほうが、
正確度を高める。
取り直しの勝負は、鶴竜が突きおこして一挙
に宝富士を押し出した。今度は一方的な相撲
になった。鶴竜の気合がまるで違った。それ
が最大の勝因である。今日の一番は鶴竜に
とって戒めになる。横綱がいて平幕優勝が
2場所続いてはいけない。
大阪行きの荷物は重くなりそうです。
興味深いテーマをこれからもお届けます。
マーク2カ所をクリックして支援してください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑