大相撲

忘れられた大関

2017年3月7日

大相撲のニュースは今、稀勢の里を中心に
展開している。これはやむを得ない。しかし、
十一月場所前は、豪栄道が横綱の期待を担っ
て、話題をさらっていたのだ。土俵の目撃者
も以下のテーマで取り上げてきた。(クリッ
クすると読めます)

 

豪栄道が稀勢の里と違うのは、たった1度の
13勝以上の成績が優勝に結びついた点である。
ただし、このときの豪栄道は強くスキがなか
った。それは十一月場所の序盤まで続いた。
結局結果的に9勝6敗に終わり豪栄道の戦い
は終わったように見えた。一月場所は稀勢の
里、白鵬との対戦を残して最終盤戦に突入
したが、休場で存在感を示せなかった。

160925千秋楽幕内・表彰 684
<昨年九月場所全勝優勝した豪栄道>

しかし、1度やれたことが再びできない理由
はない。豪栄道は真剣に相撲を取るタイプで
ある。そのため、大関昇進時は苦しい成績の
繰り返しだった。全勝優勝は長い地味な苦労
が身を結んだ結果である。昨年の三月場所は、
見事に12勝をあげている。

豪栄道は忘れたころにやってくる。引かずに
前へ、前へ攻めれば、昨年の九月場所の再現
は可能である。地元大阪のファンは期待し、
見守っている。

161012豪栄道パレード 044
<母校で優勝パレード>

照ノ富士は1場所おきにカド番を繰り返して
いる。現在4度目のカド番で三月場所を迎え
ている。これは情けない状態である。ケガに
原因があるのだろうが、「なんぼ健康上の
理由を言い立てても相手には勝てん」と言っ
たのは力道山である。

150524千秋楽表彰 085
<平成27年五月場所関脇で優勝した照ノ富士>

4度の負け越しのうち、3度は大負けのフル
出場である。この点はまだ救いがある。どう
しても負けが込むと、理由をつけ休場に逃げ
込むケースが多い。ただ、フル出場しても
白星配給王ではいけない。根がない負け方
ではだめだ。出場する以上気力ある相撲を
みせて抵抗を示していただきたい。

150524千秋楽表彰 774
<照ノ富士の優勝パレード 旗手日馬富士>

カド番の場所、白鵬はなぜか照ノ富士に2連
敗中である。この取組は序盤に当てることを
強く望む。

野球、サッカーは国際試合ほど熱くなり
ます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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