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殊勲賞の中身2【昭和25年春~昭和26年春】

▼11月24日用
殊勲1A
昭和25年春場所は吉葉山が殊勲賞を受賞した。
内容的にほとんど変わらない鏡里は殊勲賞は
おろかほかの三賞も受賞できなかった。途中
休場した横綱照國を倒した差といかいいよう
がない。しかし、途中休場されたら、鏡里は
対戦したくても対戦しようがない。
吉葉
<吉葉山のブロマイド>
 
吉葉山と鏡里の争いは翌場所も続く。昭和25
年夏場所、吉葉山は3大関を倒した。しかし、
3大関の成績が悪すぎる。それに比べると鏡
里は優勝者東富士に唯一人土をつけている。
現代の基準なら鏡里が殊勲賞だろう。この当
時は質より量だったとしか思えない。
昭和25年秋場所の殊勲賞も吉葉山で、しかも
優勝決定戦まで進出している。横綱照國に敗
退したが、13勝2敗の好成績をあげた。この
年1年間の殊勲賞を独占した。優勝力士を
倒したのは、横綱照國に勝った2代目清水川
であった。現代なら清水川に分があるところ
だ。
鏡 
<鏡里のブロマイド>
 
年が変わった昭和26年春場所、殊勲賞の常連
吉葉山はもはや横綱・大関と互角に戦える
力量と判断されたのか、今度ははずされる側
にまわった。内容は殊勲賞を受賞した三根山
より上にもかかわらず。吉葉山は場所後大関
に昇進した。

一月場所はイス席B通し券が割引なく
できそうとの情報をキャッチした。

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よしなに
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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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