大相撲

殊勲賞の中身2【昭和25年春~昭和26年春】

2016年11月21日

▼11月24日用
殊勲1A
昭和25年春場所は吉葉山が殊勲賞を受賞した。
内容的にほとんど変わらない鏡里は殊勲賞は
おろかほかの三賞も受賞できなかった。途中
休場した横綱照國を倒した差といかいいよう
がない。しかし、途中休場されたら、鏡里は
対戦したくても対戦しようがない。
吉葉
<吉葉山のブロマイド>
 
吉葉山と鏡里の争いは翌場所も続く。昭和25
年夏場所、吉葉山は3大関を倒した。しかし、
3大関の成績が悪すぎる。それに比べると鏡
里は優勝者東富士に唯一人土をつけている。
現代の基準なら鏡里が殊勲賞だろう。この当
時は質より量だったとしか思えない。

昭和25年秋場所の殊勲賞も吉葉山で、しかも
優勝決定戦まで進出している。横綱照國に敗
退したが、13勝2敗の好成績をあげた。この
年1年間の殊勲賞を独占した。優勝力士を
倒したのは、横綱照國に勝った2代目清水川
であった。現代なら清水川に分があるところ
だ。
鏡 
<鏡里のブロマイド>
 
年が変わった昭和26年春場所、殊勲賞の常連
吉葉山はもはや横綱・大関と互角に戦える
力量と判断されたのか、今度ははずされる側
にまわった。内容は殊勲賞を受賞した三根山
より上にもかかわらず。吉葉山は場所後大関
に昇進した。

一月場所はイス席B通し券が割引なく
できそうとの情報をキャッチした。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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