大相撲

年間最多勝をねらう日馬富士

2016年11月8日

69勝21敗 優勝2回
69勝21敗 優勝2回
47勝18敗25休 優勝なし
46勝16敗28休 優勝1回

この数字は何か。実はこれは日馬富士のここ
4年間の年間成績である。ここ2年、休場が
目立っている。4年前の平成24年と3年前の
平成25年は優勝2回を成し遂げながら、69勝
が年間の最高の成績だった。今年はどうなる
か。
151122千秋楽表彰 055
<平成27年十一月場所で優勝>
 
十一月場所は優勝争い以外にもう一つ、年間
最多勝の争いがある。今年5場所で稀勢の里
が57勝、日馬富士が56勝である。横綱が下
なのである。年間最多勝は白鵬が9年連続
獲得してきた。いわば白鵬の独占状態だった
わけである。他の力士がつけ入る余地がなか
ったことになる。昨年は0勝3敗12休の成績
があっても、年間最多勝を獲得している。
それにしても9年連続年間最多勝は当分破れ
ない大記録になるのではないだろうか。

日馬富士にとっては千載一遇のチャンスで
あるわけだ。今年の日馬富士は12勝、9勝、
10勝、13勝優勝、12勝で三月場所、五月場所
の不振の成績が、何とも惜しまれる。これが
稀勢の里に先行を許していることになる。
十一月場所で14勝をあげると、70勝と自己
最高記録を突破することになる。しかし、
14勝というのは限りなく優勝に近い。
160724千秋楽パレード 058
<平成28七月場所で優勝した日馬富士(右)>
 
日馬富士の相撲は安定感に欠ける。今年の
19敗のうち関脇以下に負けたのは、10回ある。
1場所関脇以下に2敗していることになる。
優勝した七月場所の13勝2敗でさえ、関脇
以下からの2敗である。日馬富士が年間最多
勝を獲得するためには、関脇以下からの取り
ごぼしをなくすることである。その上で優勝
することである。

年間最多勝は稀勢の里か日馬富士か、十一月
場所の初日は刻一刻と迫っている。

十一月場所は冬場所になるのか?

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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