大相撲

47年前の大相撲意識調査

2016年10月28日

今年に入って大相撲は5場所連続満員御礼を
続けている。これは昨年と変わらない展開で
ある。大相撲人気は変わることなく、過熱気味
である。こうしたときこそ、他のプロスポーツと
比較して大相撲のいい点、問題点、希望する
ことなどの意識調査がおこなわれてもいい
のかもしれない。

今から47年前、専門誌大相撲(読売新聞社
刊)でかなり具体的な項目のアンケート企画
があった。ライターは三菱商事船舶部勤務
(当時)の牛場靖彦氏である。実に様々な
項目15項目をあげている。調査対象は個人
の調査では限度があるということで、地域は
東京。男女比は70:30である。男性が多い
のは、スポーツを観戦するのはまだまだ男性
が多かった時代のためである。年代は10代が
20人、20代が30人、30代が20人、40代が20
人、50代以上が10人という構成である。
150912初日前日 397
15項目のアンケートから興味深いものを
ピックアップして紹介してみよう。
■相撲が好きですか、きらいですか。
■好きな場合、相撲のどの点に興味をもち
ますか。
■きらいな場合、なにがその原因ですか。

100人中、60人が好き、18人がきらい、22人
がどちらでもない、という結果である。好きな
理由は、伝統美、勝負の明確さ・簡潔さ、
ぶつかり合いから生まれる緊張感・力感、
土俵際の攻防などが主にあがっている。その
ほかには投げのあざやかさ、力士の魅力、
勝負の世界の厳しさ、相撲のすべてなどで
ある。無回答が10人あったという。

きらいな原因は勝負が間単につく、勝負に味
がない、スピードがないなどがあがった。
ほかに立ち合いが見苦しい、優勝者がいつも
同じ、力士が太り過ぎてグロテスクなどがある。

好きもきらいも現代でもありそうな理由で
ある。心底大相撲好きが入っていたら好きな
理由に大相撲はときにはとてつもないドラマ
を見せてくれる。きらいな原因に付け加える
なら、スキャンダルを何よりもあげるのでは。
相撲部屋のいじめや暴行は、いうまでもない。
しつけと称し、稽古の名を借りるいびつさは
醜悪そのものである。かつては新弟子暴行死
事件、薬物事件、野球賭博事件、八百長発覚
事件などが立て続けにあった。
140126千秋楽
■年6場所をどう思いますか。

多すぎるといのが、圧倒的で76人いた。これ
は、年6場所をメリット・デメリットからみる
べきである。
・メリット 財政的に安定する。力士をはじめ
とする協会員の生活を安定させることができ
る。
・デメリット ケガを直す暇がない。力士
生命が短くなる。稽古十分でない力士が出て
くる。観客が食傷気味になる。
財政上減らすことはできにくいが、これ以上
場所が増えることはないと思う。

■現在の制限時間をどう感じますか。
今のままでよいと長すぎるが同数だった。
仕切りが退屈なのは、いつでも立つ立ち合い
をしないからである。それよりもまったや
手つき不十分での仕切り直しのほうが、しら
ける。こちらを何とかしていただきたい。例え
ばマイナスポイントをつけ、番付に反映させ
るとか。
150722十一日目幕内 190
■以下にあげる競技のうち、好きなものの順
に番号をつけてください。野球、相撲、ボク
シング、サッカー、プロレス、その他。

1位にあげたスポーツは、以下の順位である。
野球40人、サッカー18人、ゴルフ6人、バス
ケット5人、キックボクシング4人、相撲3人
である。現代なら大相撲は何位だろうか。
キックボクシングは見かけなくなり、プロ野球
は地上波での放送が減っている。筆者は
野球をすっかり見なくなった。ゴルフは日曜に
女子を見る程度である。サッカーはワールド
カップくらいである。ただし、オリンピックは
よく見た。

47年前、相撲人気は下り坂だった。その当時
の相撲に対する意識調査は、人気を反映して
いるだけに、現代ならどういう結果が出るか
興味深い。

来年の大相撲カレンダーは7ネット扱いも
あるのでパソコンは必需品になります。

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よしなに
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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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