九月場所、宇良は十両東前頭の地位で大相撲
人生初めて負け越した。勝ち越せば入幕は
間違いなかっただけに、残念に思うファンは
多かったのではないだろうか。宇良の敗因は
何か。まず、宇良の15日間をふり返って
みよう。
人生初めて負け越した。勝ち越せば入幕は
間違いなかっただけに、残念に思うファンは
多かったのではないだろうか。宇良の敗因は
何か。まず、宇良の15日間をふり返って
みよう。
大砂嵐戦は投げの打ち合いを制した。青狼は
突いて出るが、引く。そこに宇良が出て、2勝。
順調な出だしであった。
宇良は立ち合いが低すぎるくらい低い。裏を
返せば立ち合いからの出足はない。加えて、
宇良のペースにはまらないようにするには、
突き押しで圧倒してしまうことである。それ
も腕をたぐられないように、大きな突きは
避けることである。5連敗はこのパターンで
ある。そのまま出るケースと、はたくケース
が見られた。
避けることである。5連敗はこのパターンで
ある。そのまま出るケースと、はたくケース
が見られた。
朝赤龍戦はけんせいし合っての中から宇良が
出て連敗脱出。剣翔にはもぐることに成功し
たが両上手を取られ振られた。
豊響が一気に出るが、宇良が土俵際で肩すか
しの逆転勝ち。北はり磨は突くも宇良ふみとど
まり、右へまわるところ北はり磨はついていっ
て渡し込みが決まる。
まり、右へまわるところ北はり磨はついていっ
て渡し込みが決まる。
佐藤は宇良に自信を持っている。宇良への勝
利のパターンで白星。里山は出てくる宇良の
腕を引っ掛けて勝利した。
最初の一番は阿夢露が出足早に出て行くが
土俵際微妙な一番となった。取り直しは宇良が
土俵際微妙な一番となった。取り直しは宇良が
阿夢露の腕をたぐって後ろ向きにして送り出し
た。
た。
この一番で宇良は反り技を見せるが、相撲は
相手に圧力をかける。応用技はその上で展開
するのが鉄則である。反り技はこの範囲に
はいらない。東龍はびくともしなかった。
はいらない。東龍はびくともしなかった。
宇良は結局6勝9敗に終わった。もちろん弱
くなったわけではない。対戦相手の研究が
進み、宇良の弱点をついてきた。負けて覚
える相撲かな。宇良は敗戦から学び、何を
修正すべきか、何を強化すべきかを考え、
再び幕内を目指して再始動していただき
たい。
進み、宇良の弱点をついてきた。負けて覚
える相撲かな。宇良は敗戦から学び、何を
修正すべきか、何を強化すべきかを考え、
再び幕内を目指して再始動していただき
たい。
企画をもって編集となすと教えてくれた
竹内宏介氏の著書を読む。
興味深いテーマをこれからもお届けます。
マーク2カ所をクリックして支援してください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑