大相撲

現代四股名事情

2016年8月7日

宇良 
<宇良>

今年といっても、まだ4場所だが自分の名前

を四股名にする関取が増えてきた。相撲ファ
ンなら全員あげたいところだが、いかがだろ
うか。遠藤、正代、高安このへんはまだなん
とかなる。ベテラン里山、なんとなく四股名
っぽいが本名である。元旭富士の伊勢ヶ濱親
方の本名杉野森も四股名っぽい。十両はけっ
こういる。小兵石浦、新しい力佐藤、宇良。
130915初日幕内 010遠藤
<大銀杏が結えない時代の遠藤>

ここまでは苗字だが、下の名前を四股名にし
ている力士がいる。七月場所新十両の大輝で
ある。本名中村大輝。琴勇輝も琴をつけて下
の名前をつけている。最も発音だけで本名は
榎本勇起であり、字を変えている。遠藤は改
名するチャンスを失ってしまった感がする。
160722十三日目十両幕下以下 376
<大輝>
 
難読漢字がある。旭日松。「ひ」は日を読ん
だものとしたら旭はあさとよむのだろうか。
ところが旭はあさとは読まない。同様なのが
阿夢露である。露は「る」と読まないのである。
それをいえば日馬富士も似た様なものである。
もっともおおらかなところが大相撲のよさで
ある。

あさひといえば、元琴錦の朝日山親方が弟子
に朝日○という四股名をつけている。旧大島
部屋の旭と発音だけはかぶってしまう。稀勢
の里が木瀬部屋とは無関係であることはいう
までもない。

160113四日目南門 461
<松鳳山>

山を四股名にしている力士は歴史的にはけっ
こういる。しかし、これを「やま」ではなく、
「ざん」と読む四股名はぐっと減ってくる。
現代は栃煌山、松鳳山と2人いる。「やま」
は碧山と里山の2人である。

四股名は相撲独特のものである。リングネー
ムや芸名とはかなり異なる。四股名から相撲
をみてみると意外な発見があるかもしれない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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