大相撲

■名古屋7日目 しぼむ?七月場所

2016年7月16日

今日の稀勢の里
稀勢の里は栃ノ心相手に左おっつけで左ざし。
そのまま西土俵へ寄って快勝した。しかし、
まだ安心はできない。横綱を目指す者は際立
った強さや勢いがあるのだが。

人気上々の七月場所は、3横綱4大関の豪華
番付でスタートした。それに対して横綱鶴竜が
早々と休場してしまった。今日になって1勝5
敗と負けが込んだ琴奨菊が休場に追い込ま
れた。たちまち看板は2横綱3大関に変わっ
てしまった。そのため幕内の取組が減少する
ことになった。それだけではない。横綱大関戦
が11番もなくなったことになる。

さらにマイナス面が出てきた。若手大関の照
ノ富士がここへきて3連敗中である。カド番
だけに大関の地位が微妙になってきた。相撲
内容も負けるべくして負けている。これでは
看板に偽りありである。

稀勢の里は栃煌山に負け、妙義龍に紙一重で
勝った。稀勢の里にはある法則がみえてきた。
それは動かない相手には勝ちやすく、左ざし
を封じて動きまわる相手には苦戦に陥る法則
である。稀勢の里が横綱に昇進したら本当に
務まるのだろうか。横綱は不成績ならば引退
しかない。もし初優勝だけで昇進させたら、
それは、不幸の始まりになる恐れがある。

横綱の条件を「横綱を倒して○勝以上の優勝
なら」と発言する協会関係者がいる。しかし、
稀勢の里は何度となく優勝して初めて横綱問
題が浮上するくらいに思ったほうがいい。初
優勝で横綱に昇進した横綱に強い横綱はいな
い。

横綱大関に全勝なし。相撲内容もどうもピリ
っとしない。土俵がしまらない。満員御礼の
幕はさがるが、土俵はお寒い方向へむかって
いる。

猛暑とゲリラ豪雨ならまだ猛暑の
ほうがいい
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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