連勝記録が誤審でストップする。そんなあほなと思える
ことが昭和44年三月場所2日目に起きた。経緯は以下
である。
戸田(後の羽黒岩)の押しに大鵬は後退したが、まわり
こんで突き落としにいった。戸田の足が蛇の目の砂を大
きくはね、その後大鵬が正面に落ちていった。行司は大
鵬の勝ち。控えの高鉄山も戸田の足が出たと主張。判定
を覆したのは5人の審判であった。5人とも戸田の勝ち
としたため世紀の誤審で連勝が45でストップした。
しかし、真実は大鵬の勝ちである。正しいさばきをした
行司が進退伺いを出し、誤審で連勝をストップした審判
はお咎めなしであった。こんな矛盾に観客はとてもつい
ていけず、この後大阪府立体育館はがらがらだった。
このあと大鵬は2連勝して誤審のショック(?)からか
休場してしまった。誤審がなければ大鵬は休場すること
はなく、どこまで勝ち進んだかわからない。歴史的誤審
は歴史的汚点として永久に残ることになった。
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