大相撲

昭和・平成の10大N6大鵬の連勝記録が誤審でストップ

2015年11月17日

連勝記録が誤審でストップする。そんなあほなと思える
ことが昭和44年三月場所2日目に起きた。経緯は以下
である。

戸田(後の羽黒岩)の押しに大鵬は後退したが、まわり
こんで突き落としにいった。戸田の足が蛇の目の砂を大
きくはね、その後大鵬が正面に落ちていった。行司は大
鵬の勝ち。控えの高鉄山も戸田の足が出たと主張。判定
を覆したのは5人の審判であった。5人とも戸田の勝ち
としたため世紀の誤審で連勝が45でストップした。
誤審
<誤審で連勝がストップした問題を報じる大相撲
(読売新聞社刊)>
 
しかし、真実は大鵬の勝ちである。正しいさばきをした
行司が進退伺いを出し、誤審で連勝をストップした審判
はお咎めなしであった。こんな矛盾に観客はとてもつい
ていけず、この後大阪府立体育館はがらがらだった。

このあと大鵬は2連勝して誤審のショック(?)からか
休場してしまった。誤審がなければ大鵬は休場すること
はなく、どこまで勝ち進んだかわからない。歴史的誤審
は歴史的汚点として永久に残ることになった。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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