大相撲

■秋5日目 引きは負けをよぶ

2015年9月17日

土俵の目撃者

冷たい雨が降り注ぐ国技館。5日目多くのお客さんが、

そんななかでも足を運んだ。多くのお客さんが利用する
駅がJRの両国駅である。その両国駅に実寸の土俵図が
ある。印象は狭いな、ちょっと下がると追い詰められて
しまうのではという印象である。土俵の直径は15尺であ
る。

この日の注目の一番は稀勢の里対栃煌山戦である。ここ
まで両者4戦全勝と負けなし。白鵬のいない場所は実力
者にとってまたとない優勝のチャンスである。栃煌山は
先場所鶴竜、白鵬の両横綱を倒して9日目ではトップに
並んだものの終わってみれば10勝止まりだった。

稀勢の里はここのところ12勝以上の成績がない。つまり
優勝争いができないでいる。稀勢の里の優勝条件を取り
こぼしをしないこととここ一番の勝負に勝つことである
なら、この一番は落とせない。

150917五日目幕内 836
<稀勢の里、栃煌山に敗れる>

大一番に熱戦なし。まさにその通りの展開となった。飛
び込む栃煌山に稀勢の里が引いたためあっけなく、勝負
はついた。思い起こせば、3日目鶴竜が嘉風に負けたの
も引きである。押さば押せ、引かば押せ、押して勝つの
が相撲の極意と伝えれれている。引いたらごっつあんで
ある。改めて戒めよ。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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