2場所連続休場した鶴竜が好調な出足である。この日
地力をつけている栃ノ心に対して途中2本入って万全の
寄りで勝負をつけた。4日間危なげなしは予想を超える
相撲内容である。休場明けは場所を離れていたため勝負
どころをつかむまで不安がつきまとうものである。鶴竜の
相撲はそれを少しも感じさせていない。
休場明けでよく優勝したのが大鵬である。大鵬の休場
明けは7回あるが、そのうち6回優勝している。ベテラン
の域に入ってもあったため不死鳥と呼ばれることがあった。
そのなかには45連勝もあった。誤審がなければどこまで
連勝が伸びたか、審判部は罪作りなことをしてしまった。
さて鶴竜は大鵬のように優勝までいきつくだろうか。危ない
相手は突っ張りの相撲だが、今立ち合いから突っ張って
くる力士はほとんどいない。佐田の山、北の富士は突っ
張って相手を後退させながら有利に組んで攻めた込んだり
した。鶴竜にとってほかに危ない相手は押し相撲である。
これにいくぶん該当するのが対戦済みだが、高安であった。
後は馬力相撲の稀勢の里、琴奨菊が難敵になる。
後は馬力相撲の稀勢の里、琴奨菊が難敵になる。
<鶴竜対栃乃心>
相撲はまだ4日間を終えただけである。鶴竜に過大な
期待は禁物だが、横綱に昇進して以来優勝がないだけに
できるだけ勝ち進んでいただきたい。三つ巴の優勝争いは
ここ数年ない。(先場所千秋楽を向かえ優勝候補が多数
いたが、11勝は優勝ではなく、1位である)鶴竜がその
一角を担う条件は突進型の相手からの勝利である。
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