照ノ富士が大関に昇進し、次期横綱の可能性が高い。次の
大関の有力候補は逸ノ城の声が大きい、いずれもモンゴル
人である。現在横綱は3人いるが、すべてモンゴル人で
ある。かつて小泉首相は「相撲は国技から国際技になった」
と語ったことがあった。五月場所の番付では幕内にはジョー
ジアの栃ノ心・臥牙丸、ブルガリアの碧山など幕内に16力士
いる(外国出身者を含む)。これは幕内42人の38%にあたる。
ある。かつて小泉首相は「相撲は国技から国際技になった」
と語ったことがあった。五月場所の番付では幕内にはジョー
ジアの栃ノ心・臥牙丸、ブルガリアの碧山など幕内に16力士
いる(外国出身者を含む)。これは幕内42人の38%にあたる。
外国人が多い相撲はつまらないかというとけしてそんな
ことはない。大鵬の最多優勝回数が白鵬によって抜かれた
からといって悲観する人ばかりではない。極論で力士は
日本人だけにしろという方もいる。かつては外国人横綱は
いらないという文を書いた方をさらに超える意見である。
しかし、外国人を排除することで日本人が優勝したり、
横綱になってもそれは100メートル競争でいえば10秒台の
レベルにすぎない。9秒台の競走を見てきた者にとっては
物足りないものになってしまう。北の湖理事長はかつて
外国人を「協会の一員だと思っています」という意味の
ことを述べている。そう、外国人力士は協会の一員なの
である。
である。
ただ、外国人力士をめぐる問題がないわけではない。
それは2002年に定められた1部屋1人という外国人制限枠
である。今相撲部屋は減りつつある。また、部屋独立の
条件は2006年に最高位が大関以上、関脇・小結を25場所
以上勤める、幕内を60場所以上勤めるのいずれかを満たす
力士に限定された。部屋の継承とはあまりに差がありす
ぎるとともに独立部屋はそう簡単に増えない、あるいは
減っていく可能性を示唆している。それは同時に外国人枠
が減ることを意味している。
確かに薬物問題で解雇された外国人力士、八百長で事実上
の強制引退をさせられた外国人力士がいた。しかし、これは
外国人特有とはいいがたく、日本人力士にもいた。外国人
だからといって切り捨てるより、教育で育てることが大切
ではないか。関取は一人前である。筆者は外国人枠は幕下
以下に1人がいいのではないかと考える。
ではないか。関取は一人前である。筆者は外国人枠は幕下
以下に1人がいいのではないかと考える。
もう一つ考えなければならないのは外国人の年寄問題で
ある。現在日本国籍がなければ親方にはなれないという
規定がある。柔道のように外国の勢力によって柔道の
原型からはずれるほど変わってしまうことを懸念した
のである。しかし、これは年寄の外国人人数制限ある
いは理事の人数制限によって解決するのではないだろう
か。力士としてしか認めないといのでは本当の意味で
協会の一員とはいえない。
記事をお読みいただきありがとうございます
よければこちらをクリックいただけると幸いです。”土俵の目撃者”
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑