大相撲

椅子席からの風景

2015年2月9日

東京での本場所観戦は桝席だが、日本大相撲トーナメント
第39回大会では2階の椅子席で観戦した。本場所でいうと
自由席にあたる背後に壁がある箇所である。この席で
気付いたことがいくつかある。
1.かなり土俵が急角度に見えること
2.2階は横通路が3箇所あるが、どこでも人が通れば
土俵が見えなくなる。
3.座高の高い人が前にいれば、やはり土俵が隠れる。
4.椅子の幅は狭く、両隣から圧迫感がある。
5、トイレまでは距離がある。
などなどけっこう不慣れのせいもあり、やや苦痛の観戦と
なった。
150208トーナメント十両・講座 581
≪椅子席から見た相撲講座様のようす>
 
地方場所はどうだろうか。地方場所の椅子席は桝席の
延長で見やすいし、両隣が座っても圧迫感はない。ちなみ
に地方場所の椅子は国技館の椅子席A、椅子席Bのように
ふかふか感はない。ところで地方場所には桝席1人分の
料金より高い椅子席があるのをご存知だろうか。大阪
場所の椅子SS席9800円はペアシート及び桝席Cの一人分
9500円より高い。大阪ならではの特色である。
150208トーナメント十両・講座 525
<桝席から見た相撲講座のようす>
 
蔵前国技館では柱の後ろまで席があり、有料だったことが
友人と今でも語り草になっている。蔵前国技館では駐車場
から支度部屋がのぞけたし、支度部屋から出入りする力士
を見ることができた。お客さんの入り口は2箇所あり、
お茶屋は入り口の外にあった。なお、蔵前国技館の風景は
ちばてつや作漫画のたり松太郎に詳しく描かれている。
そちらをご覧いただくと行ったことのない方でも光景が
浮かんでくると思う。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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