大相撲

一強他弱時代

2014年3月8日

三月場所の優勝は、というほど白熱した優勝争いは
期待し難いのが現在の大相撲の姿である。白鵬が
超人的に強く、相撲内容は充実、安定、無敵。あわて
たり、動揺したりすることもなく、落ち着いている。
一方の横綱日馬富士は休場あけで未知数である。
大鵬は休場明けでよく優勝したが、日馬富士も
可能か。

大関はまず大関としての責任・使命を果たして
いない。大関は三賞はもらえない。となると争う
べきは優勝しかない。
稀勢の里 大関在位13場所 優勝争い 2回
鶴竜   大関在位11場所 優勝争い 1回
琴奨菊  大関在位14場所 優勝争い 0回
これではほとんど期待できない。

白鵬を倒すにはどうすればいいか。いきなり組んでも
だめ。白鵬は右四つだが、左四つでも戦える。鶴竜は
おっつけてのもろ差し、こらえるところを投げで
くずす。稀勢の里は突き、押しで白鵬に引きかはたきを
させるようにもちこむこと。琴奨菊は変わられたら
土俵下までころがり落ちてもかまわないほどの立ち
合いのぶちかましでいく。

白鵬に対抗できるのは彼らではないかもしれない。
一強他弱の時代は新しき英雄の出現を求めている。
140124十三日目幕内 126白鵬

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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