大相撲

2014年はどうなる 最高記録に迫る超人白鵬

2014年1月5日

白鵬が双葉山の69連勝に挑んだ2010年のときのことを
こう記してある。71年たっても破れぬ、誰も迫る
ことができなかった双葉山の69連勝。まさに常人には
なしえぬ、超人にしかできない記録だ。双葉山だけ
ではない。3/4世紀ぶりにそれに挑む白鵬も超人だ。
超人対超人の対決に目が離せない。

連勝は1敗したら終わりだが、優勝回数は積み重ね
である。2014年白鵬が迫るのは大鵬の32回優勝
である。今年も昨年並みなら優勝4回でトータル
31回になる。よほどのアクシデントがない限り32回
越えは時間の問題になってきた。

もう一つ視野に入れていい記録がある。魁皇の通算
勝利数1047勝である。現在白鵬は799勝、今年仮に
80勝すれば879勝になり、差は168勝となる。白鵬は
休場が少ない。加えてモンゴル人は力士生命が長い
と見ている。

さらに、精神構造が日本人とは違うと見ている。
朝青龍・白鵬は一人横綱を苦にしていない。というか
そういう発想がないといったほうが正確かもしれない。
大鵬は柏戸が引退して一人横綱になってから衰えが
目立ってきた。北の富士も玉の海の急死後、一人
横綱になって相撲が乱れ、不眠症で休場している。
白鵬が魁皇の記録を破ってどこまで記録を伸ばすか、
先のことだが興味は尽きない。

<写真は2013年七月場所>
130721千秋楽表彰 377白鵬

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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