2026年一月場所番付を読み解く

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一月場所の番付が発表された。安青錦が新たに大関に位置した。そ
れが8勝大関琴櫻より下では番付の権威・信用を失う。昭和・平成
中期までは実力本位の番付だった。安青錦のほうが琴櫻より実績も
実力も上であることに異論があろうはずはない。

安青錦

伯桜鵬が伯乃富士に改名した。慣れ親しんだ伯桜鵬でよかった。こ
れは霧島・藤ノ川にもいえる。霧馬山・若碇のほうがはるかにしっ
くりくる。これは玉乃島が玉の海に改名したときも感じた。名前を
変えるより根性を変えろという言葉がある。

今回から成績とアップあるいはダウンで3差以上がついたものにマ
ーカーした。ただ、平戸海は横綱・大関との対戦があり、正代はな
い。また阿武剋・金峰山・琴勝峰は7勝8敗で現状維持となった。
再入幕の朝乃山のアップ度があまりに渋過ぎる。十両からの入幕候
補は6人いたが、朝乃山と新入幕の朝白龍・羽出山になった。

十両では西筆頭で8勝した藤星雲が現状維持となった。勝ち越して
現状維持は珍しい。大青山が再び入幕を目指す。先場所十両優勝し
た藤凌駕が幕を狙えるところまで番付をあげてきた。元幕内の十両
は17人に増えた。

新十両は出羽ノ龍と一意(かずま)である。出羽ノ龍は今年一年27
勝15敗であった。同様に一意は27勝1敗14休であった。下位優勝を
3場所達成したことが番付を一気に押しあげた。

幕下でも元白鵬の弟子は改名させられている。聖白鵬改め寿乃藤、
福崎が十両を狙える位置にあげてきた。人気の炎鵬は幕下11枚目ま
で戻してきた。

一月場所は年明け11日から始まる。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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