2026年一月場所の番付を読み解く|新大関 安青錦・伯乃富士に改名・新十両は出羽ノ龍と一意

九州場所2026の正式な番付発表は10月26日。発表前の表と昇降ルールは来場所の番付予想へ。当サイトの算出式による予想と、田口の私製番付を分けて案内している。以下は2026年一月場所の番付を読み解いた記事である。

2026年一月場所(初場所)の番付では、安青錦が新大関になり、伯桜鵬は伯乃富士に改名した。十両からは再入幕の朝乃山と、新入幕の朝白龍・羽出山が上がった。新十両は出羽ノ龍と一意(かずま)だった。

次の番付は、2026年十一月場所(九州場所)が10月26日(月)、2027年一月場所(初場所)が12月21日(月)に発表される(日本相撲協会の年間日程表・2026年9月27日確認)。いちばん新しい読み解きは2026年九月場所番付を読み解く、発表日の決まり方は番付編成会議とはにある。

目次

2026年一月場所の番付上位|横綱・大関・関脇・小結の8人

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横綱は豊昇龍と大の里、大関は琴櫻と新大関の安青錦で、安青錦は西の大関に置かれた。田口が作った番付の画像から、横綱から小結までの8人と前場所(2025年十一月場所)の地位・成績を文字に起こした。

地位東西
横綱豊昇龍
(前場所 西横綱 12勝3敗)
大の里
(前場所 東横綱 11勝4敗)
大関琴櫻
(前場所 東大関 8勝7敗)
安青錦
(前場所 東関脇 12勝3敗)
関脇霧島
(前場所 東前頭2枚目 11勝4敗)
高安
(前場所 西小結 8勝7敗)
小結王鵬
(前場所 西関脇 7勝8敗)
若元春
(前場所 西前頭2枚目 8勝7敗)
出典=田口 通廣の加工番付(下の画像)を当サイトが文字に起こし、日本相撲協会の過去の星取表(令和8年一月場所・令和7年十一月場所)と照らして8人とも一致
2026年一月場所 幕内の番付と前場所の成績(田口 通廣 作成)
<2026年一月場所の幕内番付(田口 通廣 作成)。色は田口の凡例で、緑=新、黄=再、橙=成績と3以上の開き>

新大関 安青錦が琴櫻の下|田口は番付の権威を問う

田口は、新大関の安青錦が8勝の大関琴櫻より下に置かれたことを、番付の権威・信用を失うと書いている。昭和から平成の中期までは実力本位の番付だった、と田口は見ている。

そのうえで、安青錦のほうが琴櫻より実績も実力も上であることに異論があろうはずはない、と田口は書いている。実力本位の番付について田口の考えは実力本位の番付にある。

安青錦
安青錦

改名|伯桜鵬は伯乃富士に

伯桜鵬は、この番付から伯乃富士に改名した。田口は、慣れ親しんだ伯桜鵬でよかったと書き、霧島・藤ノ川にも同じことがいえる、霧馬山・若碇のほうがはるかにしっくりくると見ている。

玉乃島が玉の海に改名したときも同じ思いだった、と田口は書き、名前を変えるより根性を変えろという言葉がある、と結んでいる。改名のいきさつは伯乃富士(元伯桜鵬)はなぜ改名したのかにまとめた。

伯乃富士(元伯桜鵬)

幕内の上げ下げ|7勝8敗の現状維持と朝乃山の再入幕

田口はこの回から、成績と番付のアップ・ダウンで3差以上がついた力士に色をつけている。ただし平戸海は横綱・大関との対戦があり、正代は無かった、と注を添えている。

阿武剋・金峰山・琴勝峰は7勝8敗で、番付が変わらなかった。再入幕の朝乃山については、上がり方があまりに渋過ぎると田口は見ている。十両からの入幕候補は6人いたが、入幕したのは朝乃山と、新入幕の朝白龍・羽出山になった。

十両・新十両・幕下|藤青雲の据え置き、下位の段で3場所優勝した一意

十両では、西筆頭で8勝した藤青雲が同じ地位にとどまった。田口は、勝ち越して番付が変わらないのは珍しいと書いている。大青山は再び入幕を目指し、先場所十両で優勝した藤凌駕は、幕内を狙えるところまで番付を上げてきた。元幕内の十両は17人に増えた。

新十両は出羽ノ龍と一意(かずま)である。出羽ノ龍はこの1年を27勝15敗、一意は27勝1敗14休で終えた。一意は下位の段で3場所優勝したことが、番付を一気に押し上げた、と田口は書いている。

幕下でも、元白鵬の弟子は改名させられている。聖白鵬は寿之富士に改め、福崎とともに十両を狙える位置まで上げてきた。人気の炎鵬は、幕下11枚目まで戻してきた。一月場所は年明けの11日から始まった。

※田口の原文の「藤星雲」「寿乃富士」は、日本相撲協会の番付・力士プロフィールでは藤青雲(令和7年十一月場所・令和8年一月場所とも西十両筆頭)、寿之富士(しこ名の履歴は聖白鵬→寿之富士)なので、誤記として直した。

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2026年一月場所の番付についてよくある質問

Q. 2026年一月場所の新大関は誰ですか?
A. 安青錦です。前場所(2025年十一月場所)は東関脇で12勝3敗でした。番付では西の大関に置かれ、東の大関は琴櫻でした。

Q. 2026年一月場所の新入幕と再入幕は?
A. 新入幕は朝白龍と羽出山、再入幕は朝乃山です。十両からの入幕候補は6人いた、と田口は書いています。

Q. 2026年一月場所の新十両は?
A. 出羽ノ龍と一意(かずま)です。一意は下位の段で3場所優勝して番付を上げました。

Q. 伯桜鵬はいつ伯乃富士に改名しましたか?
A. 2026年一月場所の番付からです。前場所は伯桜鵬の名で前頭筆頭、この場所は伯乃富士として西前頭3枚目でした。

Q. 次の番付はいつ発表されますか?
A. 2026年十一月場所(九州場所)の番付は10月26日(月)、2027年一月場所(初場所)の番付は12月21日(月)に発表されます(日本相撲協会の年間日程表・2026年9月27日確認)。

▶ 番付を読み解く(田口 通廣):2025年十一月場所/2026年一月場所(この記事)/2026年三月場所/2026年五月場所/2026年七月場所/2026年九月場所

▶ 場所前の私製番付(田口の予想):2026年三月場所/2026年五月場所/2026年七月場所/2026年九月場所

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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