安青錦が新大関に昇進した。場所前大関を狙う場所という位置づけ
ではなかった。予想外の優勝という結果がもたらした結果といえる。
上位で3場所34勝つだから文句のない昇進である。序ノ口から所要
13場所での快挙である。
伝達式では「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう、ま
たさらに上を目指して精進いたします。本日は誠にありがとうござ
いました。」と口上を述べた。自分のわかる言葉を使ったという。
それにしても外国出身の力士は皆日本語が上手である。

新大関の誕生で大関は東西に2人そろったことになる。安青錦はど
んな大関になるだろうか。大関は協会の看板であり、優勝争いをす
る存在である。安青錦はこれをクリアしていくだけの地力はついて
いる。現在十両から7場所連続2ケタ勝利中である。
むしろ大関は横綱を目指す過程と位置づけてもいい。大鵬は5場所
かかった。大の里は4場所かかった。年6場所制では北の湖・千代
の富士・朝青龍は3場所であった。安青錦はようやく12勝の壁を破
った。今後はまず、13勝の領域に到達することである。

怖いのはケガである。白鵬は大関でのケガが影響して横綱まで7場
所かかった。また大の里に3連敗中である。相撲を取らせてもらっ
ていない。これを打破しなければ横綱の道は開けない。安青錦はま
だ21歳である。前途洋々の若き大関への期待は大きい。