名古屋は1日中雨の予報だった。激しく降った時間帯があった。幸
いIGアリーナに出かけるときも帰るときも大雨にはあわなかった。
比較的過ごしやすい気温だった。
IGアリーナのマス席の列が判明した。
正面 11列
東西 8列
向こう正面 16列
縦通路はなく、列のまん中がもっとも遠い位置になる。広くなった
というが、荷物を置いたらさほどではないように見える。段差が気
になった。人の頭を気にすることなく、土俵が見えているのだろう
か。

4日目の土俵はどう展開したのか。驚異の新人安青錦は若隆景と激
突した。先場所は実力差を見せつけられ、若隆景が順当に勝利した。
だが、今場所は違った。安青錦が立ち合いから攻め込み、西土俵に
押し出してしまった。こんな相撲は予想外であった。安青錦は超速
の進歩・成長を遂げている。
2連敗の豊昇龍。4日目の対戦相手が悪かった。目下4連敗中の天
敵阿炎である。翻弄される相撲内容が目立つ。今場所、阿炎はもろ
手突きからゆさぶるのではなく、一気に攻めた。豊昇龍、弓なりに
なったがこらえきれず土俵を割った。

だが、伊之助のうちわは豊昇龍にあがった。阿炎の足が出たのか。
物言いがついて協議された。結果は豊昇龍のかかとが先に出ていた
ため阿炎の勝ちとなった。豊昇龍は3連敗となった。それもすべて
金星である。豊昇龍はこのピンチを脱することはできるのか。
ここまで3勝の大の里は王鵬と対戦した。だが、王鵬を一気に攻め
られなかった。引きまで出て大の里は王鵬に押し出された。今日の
大の里は歯車がくるったような負け相撲だった。豊昇龍の負け癖が
うつったわけではあるまい。5日目阿炎戦は大事な相撲になる。
