大相撲

霧馬山15番勝負 下

大関昇進なるか。引き続き霧馬山の対戦相手をみて
いこう。

6(●〇〇●〇×)8貴景勝
霧馬山に1不戦勝がある。一月場所優勝した貴景勝
にすくい投げで勝っている。実力は縮まってきてい
る。貴景勝が押し切れば問題はないが、そうはいか
なくなってきている。終盤に対戦するとき勢いのあ
るほうが有利になる。

<2023年1月優勝貴に勝利>

9(〇●〇●●〇〇)6大栄翔
先場所、本割と優勝決定戦で霧馬山が連勝したのは
記憶に新しい。大栄翔が上体に力が入り過ぎたため、
前に落ちたといえる。気負いがない状態の大栄翔は
油断できない。霧馬山は立ち合い鋭く踏み込んでま
わしを取ることである。前みつが取れればなおいい。

<2023年3月優勝決定戦で大栄翔に紙一重勝利>

3(●〇××〇〇)2若元春
先場所は若元春が立ち合いあたったが、霧馬山はの
ど輪でおこし、はずして若元春が泳ぐところを送り
出した。離れても霧馬山が一枚上手だった。霧馬山
が3連勝中だが、若元春はめきめき力をつけてきて
いる。要注意の相手である。

6(〇×〇〇〇●)琴ノ若
4連勝していたが、霧馬山が優勝した先場所負けて
いる。琴ノ若は霧馬山のふところに入って一気に出
た。霧馬山は右へまわったが、土俵を割るのと琴ノ
若が倒れ込むのが微妙であった。うちわは琴ノ若で
あった。物言いがついたが、うちわ通り琴ノ若の勝
ちであった。琴ノ若はもうひとつ飛躍しない面があ
るが、あなどれない存在である。

<2023年3月琴ノ若に惜敗>

4(〇×●●〇×)6高安
初顔から4連敗したが、3連勝して戻してきた。霧
馬山は高安のパワー相撲にやられがちである。霧馬
山は食い下がる相撲で勝ってきたが、永い相撲にな
るのがこれまでだった。高安戦は前みつを取って出
るなど工夫が求められる。

<2023年1月押し倒しで高安に勝利>
<2022年11月高安にパワー負け>

3(×××××〇)3遠藤
ベテラン遠藤とは1年ぶりの対戦となったさる三月
場所。突き合いからいなした霧馬山が遠藤を送り出
した。遠藤戦は落とせない一番である。

3(×〇〇〇××)2宇良
霧馬山が3連勝中だが、ここ2場所対戦がない。2
人の地力は今後さらに開いていきそうである。霧馬
山が有利であることは間違いない。

2(×××××〇)0錦木
三月場所の対戦は令和2年三月場所以来だった。相
撲は左をさした霧馬山。錦木はそのかいなをふりに
きたが、霧馬山は外掛けで防ぎ決めた。錦木には確
実に勝っておきたいところである。

霧馬山の大関昇進の行方はどうなるか、五月場所は
近い。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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