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大相撲優勝・次点力士7 平成前期

平成は来年(2019年)4月、今上天皇退位に
より終了予定である。そこで平成は前期・
中期・後期に分けて優勝・次点力士に触れて
いくことにする。
次点は当然優勝者に次ぐ成績の力士だが、
横綱・大関と対戦のない力士及び部分対戦
力士ははずした。複数いるときは上位力士と
した。
H前1A
この時期は千代の富士の引退で時代の終焉を
迎えている。ほぼ同時代の横綱大乃国、旭
富士が後を追うように引退している。次点は
千代の富士が10回、大乃国が7回、旭富士が
9回を数えた。大乃国が優勝2回、旭富士が
優勝4回と少なかったが、次点は回数を重ね
たといえる。
H前2A
北勝海が平成4年五月場所前に引退した。
次点は8回までいった。横綱不在の時期が
あったが、新しい力として、曙、貴花田、
若花田が台頭してきた。大関・横綱の出世
争いは曙が先行するが、優勝回数で貴花田
改め貴ノ花改め貴乃花が追いついていった。
小錦は大関を陥落し、浮上することはなかっ
た。次点は7回まで記録した。

横綱曙
<曙>

H前3A
貴乃花は好成績をあげながら、横綱に昇進に
なかなかつながらなかった。連続全勝優勝で
貴乃花が苦労の末横綱に昇進すると、優勝
回数では曙に差をつけていった。3連覇、
4連覇を成し遂げ、貴乃花時代であった。
若花田改め若ノ花改め若乃花がまさかの連続
優勝で横綱に昇進した。そんななか、武蔵丸
がじわじわと地力をつけつつあった。
貴乃花
<貴乃花>

(この項目続く)

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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