貴乃花親方がテレビ朝日の3時間半にも及ぶ
インタビューに答えた。これが7日2時間弱
の枠で放送された。日馬富士の暴行が明るみ
になった昨年の11月14日以来だから、3ヶ月
弱を経て初めて語ったことになる。いささか
遅きに失した感はある。
事件に関しては日馬富士側と貴ノ岩との間に
食い違いを見せている。発端だけでなく、
いきさつ、口にしたことはまるで異なる。
貴ノ岩に礼を失する行為があったのか否か。
白鵬が日馬富士を止めたのはどの時点だった
のか。この手の話は双方悪い部分を払拭して
話すから割り引いて聞かなければならない。
<日刊ゲンダイの記事>
ただ、協会が診断書を提出した医師から聞き
だした、必要以上に重症に思われ困惑して
いる話はいささか違うようである。十一月
場所出場できたような印象だったが、事実は
そうではなさそうである。
また、貴乃花は指導するのは師匠であって、
力士同士でするものではないと主張する。
協会が発表していることとは事実関係が違う
となぜ、反論しななかったのか。理事会で
主張しなかったのか。貴乃花は「協会発表と
違う事実を発表しても混乱を招くだけ。義理
を欠く行為につながると、この点はいささか
拍子抜けする答えだった。
ただ、意見書は出していたという。しかし、
なにか行き違いがある。その行き違いこそが
これからの火種になりそうである。
(この項目続く)
冬季オリンピック開幕近し。
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