琴鎌谷が初めて負け、小柳が5連勝をあげ、宇良が十両を
決められず、敗れる。そんな流れを経て、大相撲はクライ
マックスへと向かった。場所は後半戦、いよいよ、大関対
大関、横綱対大関が始まった。
この日の観客の最大の注目の一番は1敗の琴奨菊対全勝
の 稀勢の里戦である。横綱を目指す琴奨菊は、勝って優勝
へ弾みをつけたいし、稀勢の里は初優勝へつながる大事な
一番である。
両者の名前が呼び上げられ、いよいよ館内の興奮は高まっ
た。両者の動きをじっと見ていたが、 琴奨菊のほうが稀勢
の里よりあとであった。時間いっぱい。両者立ち上がるや、
一瞬の 稀勢の里の変化に、琴奨菊はこらえられず、ころ
がった。あっけにとられるどよめきがおこった。
大一番に名勝負なしとはいうが、こんな展開は想定外であった。
立ち合いの変化はやるほうより、くうほうがもっと悪い。つまり、
変化に対応できない立ち合いをしたということである。足がでず、
上体だけで立つ。上体に力がはいり過ぎる。あるいは相手を
見ずに立つことに原因がある。
稀勢の里は大きな1勝を手中にし、ひとつのヤマを越えた。
<大阪情報>
3連休とあって、難波周辺、および難波から千日前へいく通り
は、どこもかしこも人であふれた。飲食店は尋常でない込み方
である。並んで待っている店もある。夕食は簡単なもので済ま
せるしかなかった。
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よしなに
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