2月にNHKで放送された「週刊ニュース深読み」で大相
撲が特集された。番組では、大相撲の人気の秘密を多
撲が特集された。番組では、大相撲の人気の秘密を多
角的に分析する一方、悲観的な材料として力士のなり手
が減っていることを指摘していた。昨年の2015年の力士
数はどうだったのか。引退数と入門数を場所ごとに表に
したのが、以下である。
以外はマイナスである。新弟子のなかには今度幕下上位
が予想される宇良がいる。引退した力士には旭天鵬・若
の里も入っている。
かつてNHKの相撲アナウンサーだった北出清五郎氏の
著書「新訂大相撲への招待」(廣済堂刊)によると
引退または廃業 入門 増減
昭和53年 129人 126人 -3
昭和54年 120人 165人 45
昭和55年 118人 165人 47
昭和56年 155人 172人 17
<新訂大相撲への招待
北出清五郎著(廣済堂刊)>
当時はほとんどプラスであった。しかも入門も引退も3
ケタというスケールである。なお、廃業というのは相撲
界を去る者を意味し、引退は年寄として協会に残る者を
意味し、当時は区別していた。
それにしても力士のなり手が減少しているのはどういう
わけか。考えられるのは
1.プロ野球、サッカーと比較して収入面で見劣りする
2.力士になっても収入があるのは、ごく一部で大多数は、
転職せざるを得ない
転職せざるを得ない
3.少年や中高校生が相撲をやる下地が他のスポーツと
比較して乏しい
比較して乏しい
というところか。
大相撲人気の裏に力士志願者の減少。これは切実な問題
である。
である。
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