初日国技館は満員札止めとなった。館内でなじみの方
何人かにお会いしたり、力士写真を渡したり、相撲談義に
花を咲かせたりした。観戦はいつもの相撲好きのメンバー
3人とともに下の相撲からスタートした。
人生は上り坂あり、下り坂もあるが、もう一つ坂がある。
それはまさかのという坂である。という意味の言葉を
言ったのはある首相である。大相撲初日はまさにまさかの
展開となった。先場所優勝の白鵬、次点の照ノ富士が
相次いで敗戦スタートとなった。
照ノ富士は着実に地力をつけてきた。佐田の海はまだ上位
挑戦2場所目の力士。もっとも初挑戦で7勝8敗と予想
以上に大検討したから油断はできなっかった。内容は
照ノ富士らしからぬ腰の軽さが気になった。堅くなったか
リズムがおかしかったのか、双差しになられても大関さえ
ねじ伏せる力強さは微塵もなかった。敗戦スタートをはね
かえす精神力があるか否かでこれから照ノ富士の真価が
問われる。
白鵬は先日の稽古総見でかわいがりをして砂まみれにした
逸ノ城が対戦相手である。逸ノ城のリベンジなるかという
見方をした方もいた。これまでの左上手を取りにいく
逸ノ城の戦法では白鵬に通じないのはわかっていた。
勝負は一瞬で決まった。組み手をきらった逸ノ城の突き
落としが決まり、白鵬が思わず手をついた。帰り支度を
していた観客も予想外の展開に驚きの表情を隠せなかった。
次にどよめきが館内に響いた。
白鵬の横綱初日敗戦は2012(平成24)年五月場所以来
である。この場所白鵬は10勝5敗と珍しく成績が悪かった。
その結果史上初の平幕同士の優勝決定戦で旭天鵬が
栃煌山に勝って初優勝した。栃錦は初日負けて優勝した
ことが3度ある。白鵬にその精神力があるか。2日目以降
着目していく。
である。この場所白鵬は10勝5敗と珍しく成績が悪かった。
その結果史上初の平幕同士の優勝決定戦で旭天鵬が
栃煌山に勝って初優勝した。栃錦は初日負けて優勝した
ことが3度ある。白鵬にその精神力があるか。2日目以降
着目していく。
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