全勝照ノ富士のこの日の対戦相手は実力者栃煌山である。
相撲内容は照ノ富士が栃煌山にもろざしになられながら、
相手の両腕をかかえて踏み留まって、栃煌山が寄り切れ
ない。再三寄り立てるが、土俵際にもっていけない。
最後は照ノ富士に土俵に追い詰められ、栃煌山は土俵を
割ってしまって勝負が決まった。
この展開は先場所の白鵬戦を思い起こす。もろざしに
なった白鵬を照ノ富士が両腕をかかえけっこう戦えたの
である。このこと自体を驚きの目で見た。ここに照ノ富士
の強さをみた。白鵬はさすがに勝つことができたが、
かえって照ノ富士の地力を見直すことになった。なお、
この形で照ノ富士は一月場所豪栄道を倒している。
それにしても照ノ富士の強さはどこからくるものだろうか。
それは腰にあると見ている。腰は前傾姿勢でなければ
力を発揮できないタイプがいる。照国や大鵬はこちらの
タイプにあたる。これに対してそっても強いタイプがいる。
こちらは双葉山や玉の海であり、照ノ富士もどちらかと
いうとこのタイプである。
照ノ富士はこれからの稽古次第では腰で取る相撲の可能性
を秘めている。これは相撲の本質、理にかなっている。
照ノ富士の四つ相撲が完成の域に達したとき、かなりの
強さを発揮できる腰をもっている。照ノ富士の将来が楽しみ
である。
である。
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