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熱海富士の壁

熱海富士が優勝戦線に絡んだのは新入幕とその翌場所である。いず
れも昨年のことである。今年(2024年)は幕内上位に定着してきた。
4場所経過したが、3場所負け越している。7勝8敗が2回あり、
大負けはない。

勝ち越せそうで勝ち越せない。そのため、小結になかなか昇進でき
ない。小結が近そうで届かない。これが熱海富士の壁となって立ち
ふさがっている。

<<熱海富士>

対戦成績で1度も勝てない相手がいる。琴櫻には0勝5敗である。
下位にけっこう負ける琴櫻だが、熱海富士に負けたことは、l度も
ない。もう一人いる。大の里である。こちらは対戦が少ないが0勝
てきて2敗である。1勝4敗と差があるのが平戸海である。最近力
をつけいる。

琴櫻、大の里、平戸海が熱海富士の小結への壁になっている。横綱
照ノ富士とは同部屋で対戦はない。もう一人の大関豊昇龍はどうだ
ろうか。3勝2敗と勝ち越している。

<七月場所熱海富士対琴櫻>

僅差ながら次の6力士にも負け越している。
阿炎 2勝3敗
王鵬 1勝2敗
霧島 2勝3敗
大栄翔2勝3敗
貴景勝2勝3敗
若元春1勝2敗

熱海富士の小結昇進には彼らとの対戦に勝ち抜いていくことが必須
になる。相手よりちょっとだけ弱いから、ちょっとだけ強いに変遷
していくことである。そうすれば熱海富士はっ上位で勝ち越せ、小
結は近づく。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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