大相撲

2023年大相撲10大ニュース 8位・7位

■8位 九月場所超低レベル11勝が最高成績

九月場所、11勝が幕内最高成績となった。よく11勝
でも優勝は優勝だ、という方がいる。15日間で11勝
はこれまで数えきれないほどあったことを考えると
そう単純ではない。柏戸、日馬富士は11勝が多い横
綱だった。従って11勝は超低レベル幕内最高成績で、
優勝と呼べる代物ではない。

<貴景勝>

ましてこれが横綱の足がかりなんて横綱の低レベル
化を促進するものである。なぜ、こうした事態が生
まれるのか。幕内上位に絶対的強者がいないからで
ある。いわばどんぐりの背比べなのが今の幕内なの
である。

11勝を何場所繰り返しても横綱にはなれない。11勝
とはそういう成績なのである。

KW氏が2位に、T氏が8位にあげている。

■7位 伯桜鵬・熱海富士が優勝争い

七月場所、伯桜鵬は新入幕であった。これが入門4
場所目であった。前場所、十両で14勝1敗で優勝を
にがすという史上初の事態がおきている。新入幕伯
桜鵬は特に初日から連勝するというような快進撃で
はなかった。

<伯桜鵬>

千秋楽を迎え、3敗トップで関脇豊龍と相星対戦に
なった。相撲は実力差で豊昇龍が勝って優勝決定戦
に駒を進めた。伯桜鵬は敗れたものの敢闘賞・技能
賞の2賞を受賞した。その後ケガの手術で2場所連
続全休している。番付を幕下に下げて再起をはかっ
ている。

九月場所、熱海富士は再入幕であった。ところが貴
景勝をおさえて14日目優勝戦線のトップに立った。
しかし再入幕では上位戦に限界があり、優勝はでき
なかった。

<熱海富士>


ところが、熱海富士は続く十一月場所も優勝争いを
した。しかし、まだ上位に通用しなく、またも優勝
できなかった。ただ、熱海富士の存在を全国区にし
た。

A氏が2位に、T氏が7位にあげている。

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.