大相撲

2022年大相撲10大ニュース 8位・7位

8位はなく7位と同点となった。

■7位 不振照ノ富士3度休場

昨年、3回優勝。年間77勝を達成した照ノ富士が今
年は1回の優勝、3度の休場となった。九月場所後
膝の手術をしたため、十一月場所は全休した。長期
休養もありえる。となると1横綱1大関は実質貴景
勝のみという由々しき事態に陥る。大関最有力候補
もすぐには見当たらない。照ノ富士の休場は相撲界
の暗転につながる恐れがある。

<照ノ富士>

31歳照ノ富士の復活はあるのか。膝の手術後はリハ
リビと万全の稽古状態でなくては出場しにくい。中
途半端に出場して、途中休場すると追い込まれる。
照ノ富士にとって休場明けは試練の場所になりそう
である。

HR氏が3位に、T氏が7位にあげている。

■7位 玉鷲最年長で2回目の優勝

九月場所千秋楽、異変があった。取組順が逆になっ
た。翔猿前頭筆頭、玉鷲前頭3枚目、高安前頭4枚
目。本来なら玉鷲-高安の後に翔猿-隆の勝となる
はずである。ところが実際は翔猿-隆の勝の後に玉
鷲-高安となった。玉鷲が勝って2回目の優勝にな
った。

<玉鷲>

関脇以下でなかなか2回優勝できるものではない。
これまで御嶽海・照ノ富士が3回。男女ノ川・朝汐・
佐田の山・魁傑・琴錦・貴花田が2回である。琴錦
以外は最高位横綱・大関である。玉鷲の偉業が大変
なことがわかる。

玉鷲は37歳10カ月の最年長優勝記録となった。これ
までは旭天鵬の37歳8カ月が記録であった。テレビ
では太刀山を最年長記録と紹介していたが、当時優
勝制度はなかった。あったのは時事新報社の幕内最
高成績者の写真額を国技館に掲げる制度であった。
不戦勝不戦敗制度、取り直し制度は大正15年の優勝
制度とともに誕生した。

<最年長優勝玉鷲>

A氏が4位に、T氏が6位にあげている。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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