■9位 引退相撲ラッシュ
10位はなく9位が同点であった。
2021年、琴勇輝が関係者のみで引退相撲を実施した。
これを契機にコロナ禍のなかで実施されなかった引
退相撲が本格的に始まった。お客さんを入れた興行
は現役名でいうと以下になる。
一月場所後 豪栄道 栃煌山
2月 嘉風
五月場所後 豊ノ島 安美錦
九月場所後 琴奨菊 蒼国来
嘉風引退大相撲のころは感染の影響で関取70人中出
場は26人であった。土俵入りは十両幕内合同であり、
取組は幕内対十両であった。
引退相撲の席は全席使用で、あとになるほどお客さ
んの入りはよくなっていった。
関係者だけの断髪式が以下である。
2月 誉富士
10月 千代鳳
12月 旭日松
S氏が5位に、KW氏が6位にあげている。
■9位 十一月場所で28年ぶり巴戦
十一月場所で28年ぶり8度目の巴戦が行われた。顔
ぶれは大関貴景勝、前頭筆頭高安、前頭9枚目阿炎
である。千秋楽本割で2敗高安が3敗阿炎に敗れた
ことによって実現した。優勝決定戦は上位が東であ
る。
優勝勝決定巴戦は高安対阿炎で始まった。突っ込む
高安に阿炎が変わってはたき込み。勝負は一瞬でつ
いた。高安は頭を打ったため立てなかった。人の助
けが必要なほどだった。
阿炎対貴景勝の優勝決定巴戦2戦目。阿炎は本割で
は大関戦はなかった。この巴戦が十一月場所初の大
関戦だった。相撲は、阿炎の突きがさえ、貴景勝を
押し出した。優勝決定巴戦は最短の2番で終わり、
阿炎の予想外の下剋上優勝で幕を閉じた。
A氏が3位に、KW氏が8位にあげている。